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ドコモと横浜市、市民向けスポーツデータ解析システムの実証実験

 NTTドコモと横浜市は、市民の健康管理に役立てる目的で、スポーツデータ解析システムの実証実験を1月22日より開始する。場所は横浜市緑区の緑スポーツセンター。

 スポーツデータ解析システムは、体育館内に設置した測位センサーと専用タグを使用し、タグを装着したプレーヤーの運動データを可視化、移動距離や消費カロリーなど運動量の情報を提供する。

 すでにドコモは2018年3月に「屋内型運動データ測位システム」の実証実験をプロトタイプで実施していたが、今回のシステムではユーザーインターフェイスの改善と、測位技術の切り替えによる精度の向上を図った。また計測対象は屋外スポーツにも適用可能になったほか、運用する機能も備えたことでスポーツセンターのスタッフが簡単な操作で扱えるようにするなど、商用化に向けて機能を向上させている。