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IoTで積雪量の観測と除雪車の管理、BIGLOBEとMomoが会津若松で実証実験

 ビッグローブ(BIGLOBE)とMomoは、IoTとクラウドを活用し積雪量の観測や除雪車の管理を行う実証実験を行っている。両社で協業し、統合的除排雪システムとして2019年8月の販売を目指す。

 Momoは、IoT対応で無人の積雪測位が可能な積雪センサーを開発しており、BIGLOBEのIoTデバイス「BL-02」を活用してクラウドにデータを送信する。これにより広範囲でタイムリーな積雪情報や、詳細な積雪状況など降雪量の見える化を実現する。また実証実験では、「BL-02」が除排雪車の運行管理にも使用され、可視化を実現している。

 除排雪車配備のための積雪の確認は、これまで自治体の職員が市内の主要ポイントを数時間かけて確認する作業していたところを、センサーによりリアルタイムに把握できるようになる。また除排雪車にIoTデバイス「BL-02」を搭載することで、複数自治体からの重複申請の防止、雪捨て場での渋滞状況の監視といった、除排雪車の効率的な運行管理を実現するとしている。