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ソフトバンクとホンダ、5Gコネクテッドカーの検証環境を世界で初めて構築

 ソフトバンクは、5Gを活用するコネクテッドカーの開発向け検証環境を世界で初めて構築し、商用化にむけた検証を11月から開始したと発表した。

 今回の取り組みでは、本田技術研究所の北海道上川郡のテストコースに実験基地局を設置。3GPP規格に準拠したノキア製の通信機器を使用し、最先端の5Gネットワークを構築したとしている。

 ソフトバンクでは、商用環境を想定した、既存のLTEと連携するノンスタンドアローン標準仕様で構成された屋外の5Gネットワーク環境の構築は日本初としている。

 今回構築された5Gネットワークでは、4K映像の伝送が可能で、今後は車両に搭載した実験用端末に映像を伝送する検証に取り組む予定。

 今回の検証は、2017年11月に発表していた、ソフトバンクとホンダによるコネクテッドカー技術の共同研究の一環として実施される。