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ガーミン、荒野でも使えるリストマウントGPSナビゲーターに新モデル

機能・駆動時間を強化、スマートフォン連携機能も搭載

 ガーミンジャパンは、GPSなど4つの測位衛星に対応し、乾電池で長時間駆動が可能なモノクロ液晶のリストマウントGPSナビゲーター「Foretrex 601」(フォアトレックス601)を12月13日に発売する。予約は12月6日から。価格は2万9800円(税抜)。

「Foretrex 601」

 「Foretrex 601」は、GPSモードで24時間という長時間駆動とMILスペックの耐久性、4つの測位衛星システムへの対応により、「どんな荒野でも冒険をサポートする究極のGPSナビゲーター」とうたう製品。

 従来モデルは米国のGPSのみの対応だったところを、今回の新モデルではGPS、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、補完信号としてみちびき(日本)に対応。GPSが受信しづらい“より過酷な環境”でも現在地を確認できる。またABCセンサー(方位、気圧、高度)を搭載し、静止した状態でも高度を含む正しい位置と方角を示すことができる。

 ベースマップの登録が可能で、お気に入りポイントは500ポイント、ルートは20ルート、軌跡ログは1万ポイントを登録できる。面積測定機能や狩猟・釣り対応機能、太陽と月の情報機能も備える。

 電源は単4形乾電池2本で、GPSモードで24時間、ウルトラトラックモードで最大1週間、時計モードでは1カ月間の稼働が可能。

 タフネス性能として「MIL-STG-810G」をクリアしており、耐水、耐熱、耐衝撃性能を備える。ナイトビジョン(暗視装置)ごしでも見やすいよう、バックライトの設定を変更できる。

 Bluetoothによるスマートフォン連携機能を搭載。メールやSMS、SNSなどの通知機能を備えるほか、アクティビティ完了時に自動的にデータをインターネットにアップロードできる。

 ディスプレイは2インチ、解像度は200×128ドットで、グレー4色の表示に対応する。

 表示言語は日本語と英語に対応する。防水性能はIPX7。外部センサーとして、ANT+対応の温度計やVIRB、ハートレートセンサー、スピードケイデンスセンサーなどと連携できる。

 大きさは約74×43×23mmm、重さは約87.9g(電池込み)。