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HUAWEI Mate 10 Pro、au VoLTEに対応するソフトウェア更新を提供開始

GPU Turbo機能も追加

 ファーウェイ・ジャパンは、SIMロックフリーとして販売したAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」を対象に、au VoLTEに対応するためのソフトウェア更新を13日17時から順次提供する。約1カ月で対象の全ユーザーがアップデートできるようになるとしている。

「HUAWEI Mate 10 Pro」

 今回のソフトウェア更新により、「HUAWEI Mate 10 Pro」がau VoLTEに対応する。また、GPU Turbo機能も追加され、「モバイルレジェンド:Bang Bang」「PUBG MOBILE」など対応タイトルで描画がスムーズになる。このほかGoogleのセキュリティパッチが最新版に更新される。

 更新ファイルのサイズは約695.87MB。更新には2GB以上の空き容量が必要。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「BLA-L29 8.0.0.151(C635)」になる。

Android 9.0テスターに応募のユーザーは

 「HUAWEI Mate 10 Pro」では、Android 9.0の先行アップデートテスターの募集が11月9日~13日まで行われている。すでに200名以上の応募があったとのことで、抽選でテスターが決定されることになる。テスト期間は11月14日~28日の2週間だが、正式版の提供までそのまま利用する形になる。Android 9.0バージョンアップファイルの正式公開は、2019年1月下旬を予定する。

 当選したテスターに対する、Android 9.0へのバージョンアップの更新通知は、11月14日夕方までに行われる予定。

 テスターに当選したユーザーは、au VoLTE対応のアップデートの配信対象から除外される。ただしAndroid 9.0へのバージョンアップを拒否した場合、au VoLTEアップデートの配信対象になる。

 テスターに応募しても、11月14日夕方までにバージョンアップ通知がこなかった(落選した)ユーザーには、au VoLTEアップデートが順次配信される。

 テスターに当選し、Android 9.0へのバージョンアップを行った場合、au VoLTEへの対応は、Android 9.0向けau VoLTEアップデートを待つことになる。これは、Android 9.0へのバージョンアップが正式に提供される2019年1月下旬以降に予定されている。

 テスターに当選し、Android 9.0へのバージョンアップを行った後で、早期にau VoLTEへの対応を希望する場合、OSをAndroid 8.0にダウングレードすることでau VoLTEアップデートの対象になる。ただしダウングレード方法はテスター応募時のサポートメールアドレスに連絡し、個別に対応される形になる。