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「おおむねA」、総務省が電波の利用状況調査

 総務省は、「平成30年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果」の評価結果を発表した。これに伴い、9月1日~10月1日まで意見募集を行う。

 同調査は、携帯無線通信を行う無線局の周波数帯などについて、周波数区分ごとに評価結果を公表し、適切な電波利用がされているか判断するために毎年実施している。各事業者を周波数ごとに「カバレッジ(電波のカバー率)」や、通信速度向上、混信等の防止への取り組みなどを評価している。評価は3段階で評価され、各社おおむね「A」とされている。

 調査ではほかにも、事業者のMVNOに対しての取り組みの調査結果や、IoTへの取り組みの調査結果などがまとめられている。

 今後は、募集意見の結果を踏まえて、評価結果について電波監理審議会に意見を求め、結果を公表する予定。