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AI搭載ドライブレコーダー「ナウト」、ソフトバンクとオリックスが法人向けに
2018年7月20日 12:27
オリックス自動車と、米Nauto(ナウト)、ソフトバンクは、AI搭載型の通信対応ドライブレコーダー「ナウト」を、法人向けに提供する。
「ナウト」は、2つの小型カメラを備え、ドライバーの動き、自動車周辺の情報を検出・録画するドライブレコーダー。車載機にAIが搭載されており、運転の危険度をリアルタイムに分析する。ディープラーニングによる独自アルゴリズムで、ドライバーの挙動を分析し、路面状況や車外の物体検知も行い、誤検知が少ないという。
たとえば前を走る車両との距離などから、事故などのリスク発生を予測したり、運転中のスマートフォン操作での脇見運転、あるいはあおり運転などを検知して警告音を発する。加減速から検知した急ブレーキ、脇見運転などは、クラウドにアップロードして、リスク分析を行う。ドライバーごとに分析することで、走行データとドライバーを紐付け、導入企業にとってはより的確・効果的な安全指導が可能になる。
ナウトの日本展開にあたり、オリックス自動車が独占販売契約を締結。ソフトバンクは、オリックス自動車の販売を、営業面で支援する。