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ドコモ、オンライン駐車場予約「トメレタ」の資産を譲受

 NTTドコモは、CPホールディングスの子会社であるシェアリングサービスが提供するオンライン駐車場予約サービス「トメレタ」に関連する資産をドコモに譲渡する資産譲渡契約を7月5日に締結し、資産譲渡日となる8月21日よりドコモが同サービスを提供すると発表した。

資産譲渡に関する各社の関係図

 シェアリングサービスは、CPホールディングスから出資を受けた2015年の設立以来、インターネットを介して駐車場の貸主と借主をつなぎ、駐車場の一日貸しができるオンライン駐車場予約サービス「トメレタ」を提供、週末や休日のピーク需要期における駐車場不足の解消に貢献している。

 一方、ドコモでは、2017年7月より東京都心部を中心に、駐車場を時間貸しできる「docomoスマートパーキングシステム」を提供。同サービスは、平日昼間時間帯を中心とした短時間の駐車に利用され、都心部における新たな時間貸し駐車場の開設に寄与している。

 資産譲渡日以降はドコモが「トメレタ」のサービス運営を行う。「トメレタ」と「docomoスマートパーキングシステム」が運営する駐車場を相互利用できる取り組みを2018年9月に開始予定であるほか、コンタクトセンター機能の統合、サービス提供インフラの統合も行われる。

運営駐車場の相互利用イメージ

 「トメレタ」と「docomoスマートパーキングシステム」をドコモが一括して運営することで、イベントスポット近くの駐車場では土日やイベント開催日に「トメレタ」で1日貸し、平日やイベント開催が無い日は、駐車場予約アプリ「Smart Parking Peasy」を通じて当日に時間貸しを提供するほか、電源工事不要の「docomoスマートパーキングシステム」で自動車用の駐車場を開設し、残った小さなスペースを「トメレタ」を介してバイク用の駐輪場として提供するなど、両サービスの特長を活かした展開が可能になる。