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ドコモ、駐車場ソリューション「docomoスマートパーキングシステム」の提供を開始
2017年7月21日 18:39
NTTドコモは、駐車場事業者向けソリューション「docomoスマートパーキングシステム」を7月21日から提供。また、ドライバー向け専用アプリ「Peasy」も同時に提供を開始した。
docomoスマートパーキングシステムは、駐車場事業者向けのB2B2Cソリューションとして、2016年6月から実証実験を行ってきたもの。システムは、車の入出庫を感知するIoT機器「スマートパーキングセンサー」、センサーとサーバーをつなぐ「ゲートウェイ」、クラウド上の「駐車場管理サーバー」と、ドライバーが使用する専用アプリ「Smart Parking Peasy」の4つから構成される。
IoT技術の活用による低コストと設備敷設の容易さが特徴で、駐車場事業者は、狭い土地や大通りに面していない土地を利用したり、これまで月極駐車場として運営してきた土地を時間貸し駐車場として利活用できるようになり、都心部の駐車場の増加が見込めるとしている。駐車場運営に必要なコンタクトセンターや駐車場の保守サービスは、提携先であるプレステージ・インターナショナルが受け持つ。すでに駐車場事業者5社が、東京23区を中心に15カ所の駐車場に同システムが採用されている。
料金は、駐車場に1台分の駐車区画を開設する場合、初回のみ必要な初期設置料が5万円から。毎月のシステム利用料は2000円からで、それに駐車料金の20%が加算される(いずれも税抜)。
また、ドコモはドライバー向け専用アプリ「Peasy」も同時に提供する。アプリを利用することで、ドライバーは目的地付近の空き駐車場を探すことが可能。アプリからクレジットカード情報を登録しておくと、キャッシュレスで駐車場を利用できる。Android 4.4以降、iOS 9.0以降のスマートフォン・タブレットで利用でき、利用料は無料。
なお、7月21日から9月30日までの期間は、docomoスマートパーキングシステムで運営される駐車場を無料で利用できる「Peasyなら都内の駐車場、今だけ全部無料!キャンペーン」が実施される。