ソフトバンク、「かんたん携帯 840Z」の位置情報サービス終了へ

　ソフトバンクは、2010年に発売したZTE製の折りたたみ型フィーチャーフォン「かんたん携帯 840Z」向けの位置情報サービスを8月10日で終了する。

　同社によれば、位置情報サービスが終了するのは、端末内の証明書の期限切れに伴うもの。これにより、緊急ブザーの連動メールで位置情報が取得できなくなり、位置ナビで840Zの現在地を探せなくなったり位置情報を利用するWebサイトへ位置情報を提供できなかったりする。このほか緊急通報（110、119、119）時、端末から通知する位置情報がGPSではなく基地局をもとにした情報になる。

　ソフトウェア更新の提供も検討されたとのことだが、発売から8年が経過し、端末のソフトウェア、ハードウェアといった仕様面で修正ができないとのことで、今回の位置情報サービス終了という判断に至った。