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KDDIグループ3隻目のケーブル船の名は「KDDI CABLE INFINITY」に

2019年5月に運行開始予定

「KDDI CABLE INFINITY」の完成イメージ

 KDDIと同社傘下の国際ケーブルシップ(KCS)は、新たな海底ケーブル埋設船の名称を「KDDI CABLE INFINITY(KDDIケーブルインフィニティ)」に決定した。同船は2019年5月の運航開始を目指し、建造されている。

 KCSは現在、KDDIオーシャンリンクとKDDIパシフィックリンクという2隻のケーブル敷設船を運用している。3隻目となる「KDDI CABLE INFINITY」は、これまでの2隻が担ってきた通信ケーブル、観測・探査ケーブルの敷設作業に対応するほか、洋上風力発電への需要の高まりを受けて、日本で初めて海底電力ケーブル敷設を可能とする。

 同船は2017年9月に着工し、現在船体の各ブロックの組み立て作業が進められている。今後、2018年9月に進水し、設備の搭載作業が行われた後、2019年5月に運航が開始される見通し。

 なお、KCSは2月28日~3月2日にかけて開催される展示会「国際風力発電展」に出展。「KDDI CABLE INFINITY」の100分の1模型を展示する。