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回収対象の「STREAM X GL07S」、満充電容量を10%に制限するソフト更新
2018年1月29日 17:41
ソフトバンクとウィルコム沖縄は、Y!mobile(ワイモバイル)のスマートフォン「STREAM X GL07S」のうち、製品回収の対象となっている製品に対し、満充電時の容量を最大10%に制限するソフトウェア更新の提供を開始した。
「STREAM X GL07S」は、旧イー・モバイルから2013年に発売されたAndroidスマートフォン。2016年3月、一部のロットで製造された同端末に発熱や発煙のおそれがあるとして、1万6460台を対象として製品回収が開始された。
回収対象のロットで製造された端末は、バッテリー固定に不備があり、長期間で外部から衝撃を受けた場合に、バッテリーが本体内部で移動しショートする場合がある。
1月29日より提供されるソフトウェア更新は、製品の安全性を確保するためのもので、回収対象品の対して配信される。更新を実施すると、満充電時の充電容量が10%に変更され、通常利用が著しく制限される。ステータスバーには、回収告知が常時表示されるようになる。
更新はバッテリー残量が50%以上ある場合に実施可能。所要時間は約20分。更新後のソフトウェアバージョンは「U9700LV100R001C26B218」となる。
なお、販売済みの「STREAM X GL07S」のうち、回収対象となっていない端末にはこの更新の対象外となり、引き続き利用できる。同機種の総出荷台数は約15万台で、そのうち回収対象は約1万6460台となっている。
Y!mobileでは、「STREAM X GL07S」の回収対応窓口を設置。ワイモバイルショップや郵送で製品回収を受け付けている。
【追記 2018/01/29 18:25】
「STREAM X GL07S」の出荷台数を追記。製品回収の案内画面を追加した。