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イー・モバイル、LTE対応で4コアCPUのスマホ「STREAM X」発表

イー・モバイル、LTE対応で4コアCPUのスマホ「STREAM X」発表

 イー・アクセス(イー・モバイル)は、LTEに対応しクアッドコアCPUを搭載したHuawei製のAndroidスマートフォン「STREAM X GL07S」を3月7日に発売する。

「STREAM X GL07S」

 今回発売される「STREAM X GL07S」は、イー・モバイルのLTEサービスに対応し、4.7インチ、1280×720ドットのHD液晶ディスプレイを搭載、1.5GHz駆動のクアッドコアCPUや1300万画素カメラ、独自のユーザーインターフェース(UI)を搭載したスマートフォン。テザリングはLTEで約8時間の利用が可能。日本市場向けに開発された端末で、イー・モバイルの端末として初めて「おサイフケータイ」に対応するのも特徴になっている。

 通信速度は「EMOBILE LTE」対応エリアにて下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsとなる。「EMOBILE G4」エリアでは下り最大42Mbps、上り最大5.8Mbps。なお、端末の仕様としてはLTEの「UE Category4」(20MHz幅の場合、下り最大150Mbps、上り最大50Mbps)への対応が謳われているが、イー・モバイルがLTEで利用できる帯域幅は10MHz幅のため、カテゴリー4の20MHz幅の通信速度は実現できない。また帯域幅の追加割当ての見通しもたっていないため、20MHz幅の速度については将来的に対応可能という仕様にとどまっている。

 端末に搭載されるCPUはハイシリコン製の「K3V2」で、1.5GHz駆動のクアッドコア。16コアのGPUも内蔵する。メインカメラは1300万画素の裏面照射型CMOSセンサーで、「Xperia Z」と同じソニーの「Exmor RS for mobile」が搭載される。

 4.7インチ、1280×720ドットのLTPS液晶ディスプレイは、タッチパネルを内蔵した「インセルタッチパネル」を採用している。ストレージは32GB、メモリは1GB。BluetoothはVer.4.0に対応する。プリインストールされる日本語入力はFSKAREN。緊急速報メールに対応する。防水、ワンセグには非対応。

 対応周波数帯はLTEが1800MHz、HSPA/W-CDMAが1700/2100MHz、GSMが900/1800/1900MHz。

 バッテリー容量は2350mAh。連続待受時間はLTEで約270時間、3Gで約310時間、連続通話時間は約760分。テザリング時の連続通信時間は約8時間で、同時接続可能台数は8台。

 大きさは67×137×8.6mmで、重さは約122g。ボディカラーはブラックのみ。

太田 亮三