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50GBと1GBに二極化したソフトバンクの学割プログラム
大容量プランは「学割先生」、スマホデビュー割で新規獲得目指す
2018年1月15日 14:57
ソフトバンクは15日、2018年の春商戦期に向けた学割プログラム「学割先生」を発表した。
「学割先生」は、月間50GBの大容量プラン「ウルトラギガモンスター」が対象となる。複数の条件を満たした最安のケースでは、月3980円で1年間、50GBプランを利用できるという内容だ。詳細は速報記事を参照いただきたい。
前年までの学割と異なり、「ウルトラギガモンスター」以外のプラン(1GB~20GBの各プラン)では、「学割先生」は利用できない。また、追加契約した家族には学割は適用されない(ただし、家族が追加契約した場合、学生本人の月額料金から割引される)。この2点は、これまでの学割プログラムと大きく違う今年の学割の特徴だ。
学生の契約が増加する春商戦期。ソフトバンクでは、1~5月に学生の新規契約のうち76%が集中しているという。同社で代表取締役副社長 兼 COOを務める榛葉淳氏は「ウルトラギガモンスター」のユーザー満足度が88%と高水準にあることを紹介。「学生世代はデータ使用量は多く、先進のスマホユーザーだ」として、学割と大容量プランの相性が良いことをアピールした。
また、「学割先生」では初めて「先生」(教師)も適用対象となる。榛葉氏は「先生方も生徒との情報共有などでスマートフォンを使う必要性に迫られている。学生と同じような環境でスマートフォンを使えるように先生も対象とした」とその意図を語った。
月1GB「スマホデビュー割」の拡充も
学割を大容量プランに限定した一方、初めてスマートフォンを購入する学生も多い春商戦期に向け、「スマホデビュー割」の拡充も発表された。
この「スマホデビュー割」は以前からあるキャンペーンで、スマートフォンを初めて購入するユーザーを対象とした割引。月間1GBと小容量ながら、1980円で利用できる。
加入時に割安な価格で購入できる“特別割引機種”が設定されており、今回、iPhoneの最新機種からiPhone 8/8 Plusがその対象となった。「最新のiPhoneを使いたいという学生の声に答えた」(榛葉氏)ものとしている。なお、「スマホデビュー割」の詳細は別記事を参照いただきたい。
このほか、2~4月に実施される「SUPER FRIDAY」は、学生(25歳以下のユーザー)を優遇した内容になると紹介された。
「ソフトバンク」が上場? 言及されず
この日の早朝、ソフトバンクグループが通信事業を行う子会社のソフトバンクを株式上場させる見込みと日経新聞が報道した。
その報道内容についてソフトバンクグループは「正式に進めることを決定」した事実はないとするコメントを発表している。
15日の発表会では質疑応答の冒頭に榛葉氏から「ソフトバンクとしてのコメントは控える」という案内があり、株式上場に関しての言及はなかった。
「キッズフォン」「ジュニアスマホ」を展示
発表会場の展示ブースでは、子ども向けケータイ「キッズフォン」と、スマートフォンを子ども向けの設定にできるサービス「ジュニアスマホ」が紹介されていた。
これらは発表会に先立ち、12日に発表。されており、プレゼンテーションの中での言及はなかった。
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