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ローランド、スマホから操作する“完全ワイヤレス”のギターアンプ

スマホでリモート録音できるハイレゾレコーダーも

 ローランドは、“完全ワイヤレス設計”のギターアンプ「KATANA-AIR」とハイレゾ音質で録音できるオーディオレコーダー「R-07」を発表した。

 ギターアンプ「KATANA-AIR」は4月発売で、価格は4万3000円前後となる見込み。オーディオレコーダー「R-07」は3月発売で、価格は2万5000円前後(税込、以下同)となる。

“完全ワイヤレス”のギターアンプ「KATANA-AIR」

 BOSSブランドで登場するギターアンプ「KATANA-AIR」は、“世界初の完全ワイヤレス設計”をうたう製品。ギターには送信機を装着してBluetoothで接続し、音色の調整は、本体のツマミだけでなく、Bluetoothで接続したスマートフォン・タブレットの専用アプリからも行える。本体も単3乾電池8本で駆動する、ケーブル不要の設計となっている。

 50種類以上のエフェクトを内蔵。作成した音色は6種類まで保存できる。スマートフォンの音楽を再生し、好きな曲にあわせて演奏する機能も搭載する。

 最大出力は電池使用時で20W、ACアダプター使用時で30W。電池使用時の駆動時間はアルカリ乾電池で約7時間、ニッケル水素電池で約10時間としている。大きさは約350×144×181mmで、重さは約2.2kg(電池除く)。

本体のコントロールパネル
「KATANA-AIR」専用アプリ

スマホから録音操作ができるレコーダー「R-07」

 「R-07」は、ハイレゾ品質の録音に対応する小型のオーディオレコーダー。録音品質は最大24bit/96kHz相当。楽器や会議など、録音シーンにあわせた設定を用意する。録音をサポートする機能として、最適な音量で録音できているかあらかじめ確認できる「リハーサル機能」や、2種類の音量レベルで同時に録音する「デュアル・レベル・レコーディング」などを搭載する。

 連携機能として、Android/iOS対応の専用アプリを用意。スマートフォンやApple Watchからリモート操作で録音を開始・終了できる。Bluetooth再生や高音質コーデック「aptX」をサポートし、録音した音源をワイヤレスヘッドホンなどで聞くこともできる。

 単3乾電池2本で駆動する。連続録音時間・連続再生時間は約15時間。最大32GBのmicroSDHCをサポートする。大きさは約61×103×26mm、重さは約150g(乾電池含む)。ボディカラーはブラック、レッド、ホワイトの3色をラインナップする。

iOS向け演奏動画作成アプリ

 また、同社はiPhoneやiPadで演奏動画を作れるアプリ「4XCAMERA」を開発。App Storeにて提供を開始した。ダウンロード・利用は無料で、アプリ内課金でアップグレード版(480円、税込)を用意する。

 「4XCAMERA」では、パートごとの演奏の様子を1画面にまとめた演奏動画を作成できる。無料版は2分割(2パート)、アップグレード版は4分割に対応する。投稿するSNSにあわせて、画面比率を1:1と16:9の2種類から選んで出力できる。