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サッカー観戦にVRや自由視点映像を活用「au Future Stadium」実施

スタジアムでVR観戦、好きな視点を選べるリプレイなど

 KDDIは、サッカー日本代表を応援する取り組み「au BLUE CHALLENGE」の一環として、最新技術で新たなサッカー観戦スタイルを提案するプロジェクト「au Future Stadium」を実施した。

 12月8日~16日に開催された「EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会」では、スタジアム観戦席でVR映像を見ながら観戦する「au VR Seat」を用意。

 VR映像ではリアルタイムで試合の様子を配信し、5つの視点を切り替えながら観戦できる。スタジアムの歓声とともに、スタンドからは見られない視点も体験できることから、観客から好評を得たという。

 男子6試合では、出資する4D REPLAY社の自由視点映像技術を活用。100台のカメラで撮影し、視点を切り替えられるリプレイ映像を作成し、テレビ中継で放映した。このハイライト映像は、「au BLUE CHALLENGE」のホームページ上で公開されている。

「au 4D REPLAY」のハイライト映像(12月12日開催の日本対中国戦)

 また、KDDI技術研究所が開発した別の自由視点映像技術「au Dynamic Replay」も活用。これは、さまざまなポイントに設置された高解像度カメラによって、1つのプレイに立体的な映像に仕上げる技術で、今回はゴールシーン集の映像が作成された。スポーツメディア「SPORTS BULL」で今後公開される。

 このほか、選手の試合への貢献度を「デュエルポイント」として数値化する「au Stats Award」も実施。貢献した選手、チームに対してトロフィーを贈呈した。