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ソフトバンク、「AQUOS sense basic」を2018年2月発売

法人向け、FeliCaと指紋センサーは非搭載

 ソフトバンクは、法人向け端末として、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS sense basic」を2018年2月中旬以降に発売する。価格は未定。

 「AQUOS sense basic」は、シャープの「AQUOS sense」の派生モデル。5インチのIGZO液晶ディスプレイ、3GBのメモリー、32GBのストレージなどを搭載する。

 廉価モデルの「AQUOS sense lite」と同様に、ディスプレイガラスは縁が湾曲した2.5Dガラスではなく、2Dガラスを採用。AQUOS senseより、やや質感を落とした塗装を施している。さらに、FeliCa(おサイフケータイ)と指紋認証センサーを省くことで、導入コストを抑えている。

 ソフトウェア面でも法人向けのカスタマイズが施されており、「エモパー」は非搭載となる。OSは発売当初からAndroid 8.0を搭載する。

 そのほか、AQUOS senseシリーズ共通の特徴として、IPX5/IPX8、IP6Xの防水・防塵をサポート。水滴がついていても操作しやすいタッチパネルとなっている。また、いわゆるMILスペック(MIL-STD-810G)に準拠した耐衝撃試験(落下、高湿度、高温など8項目)をクリアしている。

 ソフトバンク網では、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsで利用可能。高音質通話のVoLTE(HD+)に対応。Wi-Fiは2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)のみで、Bluetooth 4.2をサポートする。メインカメラは約1310万画素、インカメラは約500万画素。

 チップセットはクアルコムの「Snapdragon 430(MSM8937)」を搭載する。バッテリー容量は2700mAh。大きさは約72×144×8.5mm、重さは約144g。カラーはブラックとホワイトの2色。