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キットカットの自動注文システムにIoT向け通信「Sigfox」が採用
2017年12月6日 12:46
KCCSモバイルエンジニアリングとACCESSは、ネスレ日本のオフィス向け新サービス「キットカット たのめるくん」にて、IoT向け通信サービス「Sigfox」が採用されたと発表した。
「Sigfox」は、低速・低消費電力で広エリアなモバイル通信規格。LPWAとも呼ばれるIoT向け通信サービスの1つで、日本ではKCCS(京セラコミュニケーション システム)が展開している。
ネスレ日本は今回、オフィス向けのコーヒーサービス「ネスカフェ アンバサダー」の一環としてチョコレートを手軽に注文できる「キットカット たのめるくん」を12月中旬より開始する。同サービスは、チョコレートが入ったボックスをオフィスに置き、在庫が少なくなったら、注文用のボタンを押すと自動で発注できるというシステムを採用。その通信インフラとしてSigfoxが使用されている。
SigfoxはKCCSが独自にネットワーク構築を行っていることから、特別な通信環境を構築する必要なく、安価に利用できることが評価された。1万ユーザー規模のサービスでも、コストを抑えた運用が可能になるとしている。