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「iOS 11.2」提供開始、再起動を繰り返す問題を修正

iPhone X/8/8 Plusでは高速ワイヤレス充電をサポート

 アップルは、iOSの最新バージョン「iOS 11.2」の提供を開始した。対象機種はiPhone 5s以降、iPad Air 以降、第6世代のiPod touch。

 「iOS 11.2」では、一部のiOS 11搭載デバイスで報告されていた、予期しない再起動を繰り返す不具合が修正される。不具合が発生している端末では、通知をすべてオフにしてからアップデートすることで改善される。

 機能追加としては、iPhone X/8/8 Plusでは高速ワイヤレス充電をサポートする。互換性のあるサードパーティーの無接点充電器を利用して、これまでよりも高速に充電できるようになる。9月にベルキンが発売した充電器「Boost↑Up Wireless Charging Pad」などが対応を表明している。

 また、iPhone Xでは3つのライブ壁紙が追加される。Apple Payの送金サービス「Apple Pay Cash」も利用可能となるが、現時点では米国内のみの提供となっている。

 このほか、計算機アプリで数字を速く入力すると正しく計算できない問題、iCloudストレージが制限容量を超えている時に最近の写真が削除できない問題、キーボードの反応が遅い問題など、多数の不具合が修正され、安定性が改善される。

 更新ファイルのサイズは、編集部のiPhoneで確認したところ、iPhone 7で410.7MB、iPhone Xで430.7MBだった。



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