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エレコム、iPhone/Android両対応のAR/VRコントローラー

 エレコムは、iPhone/Androidで使えるAR/VRアプリ専用コントローラー「JC-VRR02VBK」を10月下旬(25日を予定)に発売する。価格は7279円(税込)とされているが、店頭価格は3980円程度になる見込み。

AR/VRアプリ専用コントローラー「JC-VRR02VBK」

 JC-VRR02VBKは、AR/VR用のグラスやゴーグルを装着したままアプリ内の操作を行えるようにするためのコントローラー。ワンダーリーグが開発したプラットフォーム「Vroom」(ヴルーム)に対応しており、同プラットフォームを使用したアプリとの組み合わせで利用できる。今回の製品はVroom専用となっており、同プラットフォーム用のSDKを用いて開発されたアプリでのみ利用できる。

 コントローラーには、6軸のモーションセンサーが内蔵され、アナログスティックやトリガーボタン、APPボタン、HOMEボタン、音量ボタン(上下)を装備する。大きさは149×89×46mm、重さは56g(電池含まず)。単4電池2本で動作し、アルカリ電池使用時で約75時間の連続動作に対応する。

 スマートフォンとはBluetooth 4.0 GATT(Generic Attribute)プロファイルで接続する。1台のスマートフォンに2台のコントローラーを同時接続し、両手に持って使うこともできる。

(左から)エレコム 商品開発部 アライアンス&VR デバイス課 課長代理の楠祐介氏、同 常務取締役(商品開発部管掌)の梶浦幸二氏、ワンダーリーグ 代表取締役の北村勝利氏

 ワンダーリーグ 代表取締役の北村勝利氏によれば、Vroom対応のゲームアプリは月に5本のペースで増えていく見込み。同氏は、著名なゲームメーカーからも対応アプリが登場するとしている。Vroom SDKはゲーム開発で一般的に用いられるUnityで使用できる。

 エレコムでは、今回の製品発売を機にスマートフォン向けのゲーム市場に参入するとしており、11月には第1弾となる「ARロボットバトル」ゲームが登場する予定。