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楽天モバイル、「キャラバンカー」でスマホ・SIMを販売

 楽天は、車両型移動店舗「楽天モバイル キャラバンカー」を発表した。9月30日~10月1日に、「Koboパーク宮城」に出店し、その後、全国を巡回する予定。

 「楽天モバイル キャラバンカー」は、MVNO「楽天モバイル」のスマートフォンやSIMカードを販売する機能を、自動車に搭載したもの。端末、SIMカード、契約用の機器、展示用の什器など一式を揃え、実店舗の無い場所へも出張し、素早くできるという。

2018年3月までに200店舗を目指す

楽天 執行役員 楽天モバイル事業 大尾嘉宏人氏

 2015年、渋谷に1号店を出店して以来、急速に店舗を拡大してきた楽天モバイル。2017年9月21日の時点で、全国の直営店、併売店、量販店内カウンターをあわせて全国で174店舗に展開している。

 楽天モバイル事業を統括する楽天 執行役員の大尾嘉宏人氏は、2018年3月までに200店舗に拡大するという目標を表明した。

 一方で、出店には土地の確保や費用などの課題もあり、急速な拡大には限界もある状況。楽天モバイルでは、来店者が多い場所に期間限定のポップアップストアを展開することで、リアル店舗が足りていない地域に対応してきた。今回の「キャラバンカー」は、そのポップアップストアを自動車に搭載し、機動力を向上させたものだ。

新キャンペーンは「クイズ」

 出店を拡大する一方で、楽天モバイルは「AIじゃんけん」や「スマホ射的」といったユニークなキャンペーンを展開してきた。

 これらに続くキャンペーン第3弾として「楽天モバイルからの挑戦状 東大クイズ研究会を超えろ!!」が発表された。9月23~24日に楽天モバイル直営店の5店舗で実施し、順次全国に展開される。

 このキャンペーンでは、楽天モバイルの店舗でクイズカードを配布。3問以上正解すると、景品を獲得できる抽選できるというもの。クイズは東京大学のクイズ研究会が作成したもので、家族で挑戦できる内容になっているという。

 発表会ではゲストとして、お笑いコンビ・メイプル超合金の2人が登場。カズレーザーは、Koboパーク宮城に登場するキャラバンカーについて「ナイター見てるとついついね、格安スマホに変えたくなりますもんね」とコメントし、会場の笑いを誘った。

メイプル超合金の安藤なつ(左)とカズレーザー
2人は新キャンペーンにちなんでクイズにも挑戦。カズレーザーは難問に2問連続で正解し、博識ぶりを見せた