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格安スマホなMVNOユーザー、大半が「データ通信量は今のプランで余るくらい」

 MMD研究所(MMDLabo社)は、いわゆる格安SIM、格安スマホと呼ばれるMVNOのユーザーにおける料金プランや、SNS、各種アプリの利用状況をまとめた調査レポートを発表した。調査は15歳~69歳の男女319人を対象に、7月20日~27日、ネット上で実施された。

 同調査によれば、MVNOユーザーのうち57.1%が「現在契約中の料金プランでデータ通信量が十分、あるいは余るくらい」と回答。「ちょうど同じ」が23.2%となった。その一方で「足りない」という回答は9.7%に留まり、自身の使い方にマッチしたプランを選択していることが伺える。ただし、20代は、「十分、あるいは余る」という回答が各年齢層のうちで最も低かった。

 データ通信の使い道であるアプリ面の利用動向を見ると、現在利用中のSNSアプリは、Facebookが34.5%、Twitterが37%、Instagramが20%だった。ただ、これは年齢層によって大きく異なり、たとえば10代(15歳~19歳)では、Twitterユーザーは76.2%、Instagramが47.6%と他の年齢層よりも突出して高く、その一方でFacebookは28.6%に留まっている。

 アプリでよく使われるのは、天気(46.1%)、動画(38.6%)、SNS(37.6%)、ナビ(33.2%)、ニュース(30.7%)、ゲーム(28.8%)、EC/オークション(27%)だった。

 このほか同調査ではスマートフォンでの音楽の利用動向についてもまとめており、たとえばスマートフォンで音楽を聴く人は49.2%といったデータが明らかにされている。