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センサー付きメガネが安全運転をアシスト「JINS MEME DRIVE」、タクシー会社で実証実験

 ジンズは、スマートフォンと連携するアイウェア「JINS MEME」対応のドライブアシストアプリ「JINS MEME DRIVE」Android版の新バージョンを8月3日17時より提供する。iOS版は8月中に提供される。

 「JINS MEME」は、加速度センサーや眼電位センサーを搭載し、目線やまばたき、頭の動きなどの情報を取得できるメガネ。「JINS MEME DRIVE」はその対応アプリの1つで、これまでは運転者の眠気を検知すると警告を鳴らす機能が提供されていた。

 今回の「JINS MEME DRIVE」のアップデートにより、オリジナルキャラクター「ミームン(CV.森下由樹子)」「ミーメン(CV.皆口裕子)」が登場し、運転をサポートするアプリとして、ドライバーの覚醒度を表情や声で伝えるようになった。

 覚醒度の記録機能も強化され、ドライブ時の天候や距離、時間とともに推移として記録。マップ上でも覚醒度が表示されるようになり、運転パターンからの振り返りがしやすくなった。このほか、試験中の機能として、首振りの動きを検知してマップや音楽など別アプリを起動する機能が追加される。

タクシードライバーが着用する実証実験

 また、同社は、タクシー大手の日の丸交通にて、同アプリの実証実験を開始した。タクシードライバーが「JINS MEME」を装着し、運転データを記録。運行管理者がチェックすることで、安全運転のための適切なアドバイスに役立つかを検証する。

 なお、「JINS MEME」は過労運転防止のため補助機器として国土交通省より指定を受けており、自動車運送事業者が導入する場合は補助制度を利用できる。