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名刺交換した相手の関連ニュースを表示、名刺アプリ「Wantedly People」に

 ウォンテッドリーは、名刺管理アプリ「Wantedly People」の最新版に、「話題(Updates)」機能を追加した。

 「話題」機能は、名刺交換した相手との会話のきっかけ作りに役立つ機能。名刺交換した相手や自分に関連する情報を人工知能(AI)により収集して、まとめて表示する。

 名刺交換後には、その相手に関連する情報を一覧で表示。商談の中では知ることのできなかった相手やその所属業界の情報を詳しく知ることができるという。例えば、交換相手がインタビューを受けた記事や、企業情報、その企業の関連記事、企業が属する業界の記事といった内容をチェックできる。

 自分に関連する情報の表示機能も備える。例えば自動車整備工場の経営者なら、自動車やその部品に関連するニュース記事が配信される。また、20以上の媒体と提携し、ビジネスの場での話題づくりに役立つトレンドニュースも配信される。

いくらでも押せる「いいね」ボタンを用意

“ストーリーを伝える”広告機能も

ウォンテッドリー CEO 仲暁子氏(中央)

 発表会で登壇したウォンテッドリー CEOの仲暁子氏は、「話題」機能によって、名刺交換だけで終わらず、「Wantedly Peopleでつくったつながりを生きた人脈に変えていく」と紹介した。

 ビジネスSNS「Wantedly」の派生サービスとして2016年11月にスタートした「Wantedly People」は、2017年7月の時点でユーザー数が100万人を突破した。ユーザー層は部長級以上が35%を占め、45%の世帯年収が700万円以上となっているという。そうしたユーザーにアプローチできる機能として、「Wantedly People Ads」が発表された。

 「Ads」は、Wantedly Peopleの「話題」のタイムライン上に表示される。インフォグラフィック風のデザインや、取材記事による広告、動画広告が用意される。多くの広告は同社による内製でクオリティを担保し、企業のストーリーを伝える広告と提供するという。