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落雷の1時間前に通知、東電アプリに「雷雲情報」

 東京電力ホールディングスは、情報アプリ「TEPCO速報」をアップデートし、「雷雲情報」の提供を開始した。

 「雷雲情報」では、気象庁が発表する雷雲情報を地図上で閲覧できる。情報を知りたい地域を登録しておくと、雷雲が発生する予想時刻の1時間前にプッシュ通知を送る機能も備える。画面下部のボタンを推すと、東京電力が提供する落雷実績情報にアクセスできる。

 同アプリではこのほか、東電管内の停電情報や雨雲情報、地震情報などを提供。落雷による停電が発生した場合も通知を送信する。対象地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県、福島県、新潟県。

 なお、「雷雲情報」の提供が開始された6月26日は、平安時代に菅原道真のたたりとして恐れられた落雷事件が発生したことにちなみ「雷記念日」とされている。