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あのINFOBARが完全変形でトランスフォーマーに!

「au×TRANSFORMERS PROJECT」開始、Bluetoothでスマホ通知と連携も

 KDDIとタカラトミーは、携帯電話「INFOBAR」と「トランスフォーマー」がコラボレーションし“携帯電話型変形玩具”を制作するプロジェクト「au×TRANSFORMERS PROJECT」を開始した。クラウドファンディンサービス「Makuake」上で申込受付を開始しており、受付期間は3月30日18時まで。申し込んだユーザーには必ず製品が届けられる。価格は1体5400円(税込、以下同)で、3体セットも1万6200円で用意される。発送は9月中になる見込み。

「INFOBAR OPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)」
「INFOBAR BUMBLEBEE(ICHIMATSU)」
「INFOBAR MEGATRON(BUILDING)」

 あの「INFOBAR」が、完全変形でトランスフォーマー「OPTIMUS PRIME」に変形――今回発売される玩具は、携帯電話「INFOBAR」が、トランスフォーマーに登場する「OPTIMUS PRIME」などのロボットに変形するという変形玩具。

 3体のバリエーションが用意され、「INFOBAR」の初期のボディカラーに合わせて、「INFOBAR OPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)」「INFOBAR BUMBLEBEE(ICHIMATSU)」「INFOBAR MEGATRON(BUILDING)」がラインナップされる。

 スマートフォンと連携するBluetooth通信機能を搭載。スマートフォンへの通話やメールといった通知を、INFOBARと同じ場所に搭載されたLEDランプで知らせるようになっている。通知の種類により光り方が変わるが、あくまで簡易的な機能にとどまるため、音やバイブレーションなどは搭載されていない。電源はボタン電池(CR2032)で、1日10回程度の通知で約1カ月稼働する。

 「携帯モード」は、大きさや厚みも含めて、実物の「INFOBAR」と同一の寸法で完全に再現されているほか、変形機構のヒンジなどもすべて内部に格納。差し替え無しの“完全変形”でロボットに変形できる。

 「ロボットモード」では、胸、腰、足先などはパーツを折り返すことで厚みを出し、薄型の携帯電話から迫力のあるロボットに変形できるようになっている。手の指も稼働し、携帯電話から変形するという今回のテーマに合わせて、武器ではなく携帯電話を携える。

 「INFOBAR」のディスプレイ部分は、台紙を差し替えて絵柄を変更でき、4種類が同梱される。パッケージにはディスプレイスタンドも同梱され、「ロボットモード」で腰の背中側ある3mmの穴にスタンドを装着できる。また製品パッケージも、「INFOBAR」の携帯電話の製品パッケージが再現されたものになる。

 「INFOBAR」は、au design projectの第1弾として2003年11月に発売された端末で、同プロジェクトは始動から15周年を迎える。一方の「トランスフォーマー」はハリウッド実写映画化10周年で、今夏には新作映画も公開される予定。

「au×TRANSFORMERS PROJECT」
左から「INFOBAR OPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)」「INFOBAR BUMBLEBEE(ICHIMATSU)」「INFOBAR MEGATRON(BUILDING)」
それぞれ左側が「INFOBAR」のモックアップ、右側が完全変形の「携帯モード」
左側が「INFOBAR」のモックアップ、右側が完全変形の「携帯モード」
「INFOBAR OPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)」
「INFOBAR BUMBLEBEE(ICHIMATSU)」
「INFOBAR MEGATRON(BUILDING)」
完全変形の流れ(開発用ボディ)
KDDIからの提案を受けて、タカラトミーのトランスフォーマーデザイナー・大西裕弥氏がすぐに作成したというイメージ。この時点でかなり完成形に近いことがわかる