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“自転車シェア”で東京ドームや根津・千駄木も、文京区が乗り入れ実験に参加

 文京区は、自転車シェアリングサービスの提供を開始した。運営はドコモ・バイクシェアが担当し、千代田区や港区などが実施している相互乗り入れ実験にも参加する。

 「文京区自転車シェアリング」は事業化に向けた実証実験として提供される。レンタサイクルと似たシステムで、町中のサイクルポートで自転車を借りて、異なるサイクルポートに返却できる。

新宿区のサイクルポート(文京区も同型の自転車を使用する)

 ドコモ・バイクシェアのシステムは、東京23区の自治体では千代田区、中央区、港区、新宿区、江東区が導入。借りた自転車を異なる区のサイクルポートに返却できる相互乗り入れ実験も行われており、文京区も参加する。

 利用料は30分あたり150円(税抜、以下同)。1500円で当日の23時59分まで利用できる1日パスや、月額2000円で最初の30分が何回でも無料となる月額会員プランも用意される。利用にはWebサイト上で登録が必要。他の5区で登録したユーザーも、同額で利用できる。

 23日時点の文京区のサイクルポートは、東京ドーム、不忍通りふれあい館、目白台運動公園など21カ所。