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シェアサイクルの東京4区相互利用、5月以降も継続に

 NTTドコモとドコモ・バイクシェアは、東京都および千代田区、中央区、港区、江東区と協力して実施しているコミュニティサイクルの広域相互利用の実証実験(広域実験)の期間を延長し、5月以降も当面継続すると発表した。

千代田区の「ちよくる」ポートイメージ

 広域実験は、4区のコミュニティサイクルサービスのどれか1つに会員登録すれば、4区の全てのポートが利用できるというもの。登録した区以外で自転車を借りたり、区境を超えて別の区のポートに返却したりできる。当初は、2月1日~4月31日までの期間で実施される予定だった。

 広域実験開始後、全体の約14%が区境を超えた利用となり、4区全体の利用回数は30%以上増加するなど、利用促進効果が認められたという。ドコモ・バイクシェアでは今後、4区のエリア内でサイクルポートや自転車の台数を増やしサービス内容を拡充させるとともに、事業性についての検証を引き続き実施するとしている。

石井 徹