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LINEモバイル、最初は「LINEフリー」が人気もFacebook/Twitter無料プランが逆転

 LINEモバイルは、MVNO「LINEモバイル」のサービス開始から3カ月の利用動向を公開した。対象期間は2016年9月5日~11月30日。

 「LINEモバイル」は、特定のSNSのデータ通信が月間の利用通信量にカウントされない「カウントフリー」という仕組みが特徴。月間容量の1GB「LINEフリー」はLINEの通信料が無料で、月間3GB~10GBの「コミュニケーションフリー」はLINEに加えてTwitter、Facebook、Instagramの通信料も無料となる。

 LINEモバイルでは契約者とは別に利用者を定めている。クレジットカードでの支払いが必須なため、契約者は30代後半~40代後半のユーザーが中心。一方で、利用者は10代~60代まで幅広く分布している。

 LINE中心のメインユーザー層でもある10代と、ライトユーザーが多い40代以降は「LINEフリープラン」を多く利用している。一方、ヘビーユーザーが多い20代と30代には「コミュニケーションフリープラン」が多く利用される傾向にある。

 サービス開始当初の9月は「LINEフリープラン」の申込が6割を占めていたが、11月にはこの比率が逆転し、「コミュニケーションフリープラン」が6割弱まで上昇している。

 音声・データ別では、「LINEフリープラン」では77%データ通信のみで利用しているのに対し、コミュニケーションフリープランは70%が音声通話プランを契約している。同社は「LINEモバイルをメイン端末として利用しているユーザーが増えている」と分析している。