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auが「Xperia XZ SOV34」を11月上旬発売
2016年10月18日 14:00
KDDI、沖縄セルラーは、ソニーモバイル製のAndroidスマートフォン「Xperia XZ SOV34」を11月上旬に発売する。また、音声エージェント機能に対応したソニーモバイル製のBluetoothヘッドセット「Xperia Ear」も「au +1 Collection」としてラインナップする。
「Xperia XZ」は、ソニーモバイルコミュニケーションズが9月にドイツで発表した新たなフラッグシップモデル。日本では、すでにソフトバンクから発売されることもアナウンスされている。
「Xperia XZ」は、ソニーのXperia Xシリーズの最上位機種と位置付けられるモデルで、5.2インチディスプレイや2300万画素カメラを搭載する、Android 6.0のスマートフォン。その特徴は、デザイン、カメラで、バッテリーの製品寿命を伸ばす改善も加えられている。
デザイン
ラウンドした側面は持ちやすさを追求したもの。背面には、高輝度かつ高純度という神戸製鋼のメタル素材「ALKALEIDO」を採用し、質感を高めている。また背面中央には「XPERIA」とロゴが配されている。これはグローバル版と同じデザインになる。
カメラ
2300万画素カメラは、これまでと同じく広角24mmのGレンズ、裏面照射型センサーの「Exmor RS for mobile」、画像処理エンジン「Bionz」という組み合わせ。さらに今回は、レーザーオートフォーカス(レーザーAF)センサーと、RGBC-IRセンサーを搭載する。レーザーAFにより、暗い場所でも赤外線の反射を利用して被写体までの距離を測定し、ピントあわせをスピーディに行う。またRGBC-IRセンサーにより、光源を特定して正確な色味になるよう調整できるようにしている。
このほかマニュアルモードも搭載。シャッタースピードを選択できるようになり、ペンライトで何か描いているさまを、低速シャッターで撮影すると、光の軌跡を切り取るといった撮影も楽しめる。ピントあわせもマニュアルで設定できる。
手ブレ補正は、これまでの角度補正や回転ブレに加えて、シフトブレ(X軸、Y軸のブレ)を補正できるようになった。あわせて5軸での補正となり、マクロ撮影時などでその効果を実感しやすい。
フロントカメラは約1320万画素で、1/3型センサーにより高感度撮影を実現した。広角22mmのレンズで、グループでの自分撮り(セルフィ)でも使いやすくなっている。
バッテリー
バッテリーの状態にあわせて最適な充電になるよう調整するQnovo社の技術を今回も採用しつつ、さらに「いたわり充電」という機能を採用する。これは、ユーザーの生活習慣にあわせて満充電になる時間をコントロールするというもの。朝、起床して出勤するユーザーには、起床時にあわせて満充電になるよう、就寝中はいったん充電を止め、起床直前に100%になるようにする。長時間の充電を避ける仕組みで、バッテリーへの負荷を減らし、2年使っても劣化しにくいと謳う。
またSTAMINAモードでは、新たに3段階のモードから選べるようになった。バックグラウンドのデータやGPS、高画質モードなどを、節電レベルにあわせて制限する。
主な仕様、USB Type-Cに対応
ディスプレイは5.2インチ、1920×1080ドットのトリルミナスディスプレイ for Mobile。チップセットはMSM8996で、CPUは2.2GHz駆動のデュアルコアと1.6GHz駆動のデュアルコアを組み合わせたクアッドコア。メモリ(RAM)は3GB、ストレージは32GB。最大256GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。側面の電源ボタンに指紋認証センサーを組み込む。また外部端子にUSB Type-Cを新たに採用し、キャップレス防水をサポートする。
モバイル通信では、上下ともにキャリアアグリゲーションをサポートし、下り最大370Mbps、上り最大30Mbpsで通信できる。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac。
おサイフケータイ、au VoLTE、au世界サービス、ワンセグ、フルセグ、防水・防塵、ハイレゾ再生に対応。急速充電のQuick Charge 3.0をサポートする。
バッテリー容量は2900mAh。大きさは146×72×8.1mm、重さは161g。ボディカラーは、ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンクの4色。