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auの「Galaxy S5 SCL23」がAndroid 6.0に

 KDDIは、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「Galaxy S5 SCL23」を対象に、OSをAndroid 6.0 Marshmallowにバージョンアップするソフトウェア更新の提供を9月7日10時より開始する。

「Galaxy S5 SCL23」

 更新によって、「Now on Tap」やアプリごとの省電力設定など、Android 6.0の新機能が追加され、一部のユーザーインターフェイスが変更される。指紋認証機能を利用してWebサイトにサインインできるようになるほか、メモリやストレージの最適化アプリ「スマートマネージャー」が追加される。「auスマートパス」アプリが「auサービスTOP」に変更となるなど、プリインストールアプリの内容もあわせて更新される。

 更新後、オプションサービスの「安心セキュリティパック」で、位置検索・リモートロックサービスが利用できなくなる。auは、「安心セキュリティパック」の廃止手続きをユーザー自身で行うように案内している。auスマートパス会員は、「Lookout for au」アプリで同等の機能が利用できる。

 端末単体での更新を行う場合、所要時間はWi-Fi/4G LTE利用で約45分、3G利用は約100分。更新ファイル容量が約1GBと大きく、データプランの容量を消費するため、Wi-Fiを利用した更新が推奨されている。

 パソコンから、ソフトウエア「Samsung Kies」を経由して更新する方法も用意されている。所要時間は約35分で、更新ファイルの容量は約1.5GB。いずれの方法の場合も、更新後のビルド番号は「SCL23KDU1BPH3」となる。