「Xperia acro」開発者インタビュー

ユーザーの要望を反映し、さらに機能強化


 NTTドコモから初代Xperia SO-01Bを発売して以来、スマートフォン界で快進撃を続けるソニー・エリクソンから、新たなモデル「Xperia acro」が発売された。今回はNTTドコモに加え、auからも同じブランド名での登場だ。ベースはグローバルモデルだが、日本独自の味付けともいえる、ワンセグ、おサイフケータイケータイ、赤外線通信機能をサポートしているのが最大の特徴である。キャリアごとの違いや、前モデルであるXperia arcとの違いなどを、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 商品企画の安達氏、R&Dプロジェクトマネージャーの斉藤氏、ソフトウェアプロジェクトマネージャーの新田氏にお話を伺った。

上段がau向け、下段がドコモ向け

“三種の神器”をサポート

――今回のXperia acroは、ドコモだけでなく、auにも同じ製品名で出されていますよね。まずはコンセプトからお伺いします。

安達氏
 2010年4月、Androidの初代XperiaということでSO-01Bを発売させていただき、内外から非常に高い評価をいただきました。その流れでXperia arc(以下、arc)を発売し、昨年からのスマートフォンブームを牽引できているのではないかと自負しています。それにさらに続く商品が、今回のXperia acro(以下、acro)です。コミュニケーション・エンターテインメントであったり、新しいユーザエクスペリエンスなど、我々として伝えたいメッセージは基本的には変わっていませんが、すでに具体的なご要望としていただいていた機能、「ワンセグ」「FeliCa」「赤外線通信」といった、特に日本で使っていくのに必要な機能を、グローバルフラッグシップとしてのarcに付加したモデルとなっております。

――まだarcも販売されていますが、2つのラインナップで併売というスタンスになるんですか?

安達氏
 そうですね。ドコモさんではarcとacroを併売させていただいてます。商品として機能的な差分は当然ありますが、先日ソフトウェアアップデートもさせていただいて、arcもacroのベースに上がってますし、カラーという点でもacroにはないカラーもarcにはありますから、引き続きXperiaの中で迷っていただきたいと思います(笑)。

――ドコモとauそれぞれの端末は、見た目には同じですが、中身で変えている部分というのはあるんでしょうか。ベースバンドチップ自体は通信方式によって違うわけですが、それ以外のところで違いはありますか?

斉藤氏
 基本的には全く変えていないですね。見える部分で「アンテナは違うんじゃないか」っていう話もあるかと思うんですけど、実は全く同じものを使っていて、中の回路のところだけ若干違う程度です。

――筐体としても基本的には全く同じだとしたら、電池のふたを交換しようと思ったら変えられるんですか?

安藤氏
 メーカー推奨ではないですが、変えられます。同じボディでご提供できることで、カバーなどのアクセサリーも盛り上げていけるんじゃないかと思っています。

――今回のacroは、日本仕様をサポートしているというのが1つテーマだと思いますが、やはりユーザーのニーズとして高かったということですか。海外ではこれからNFCが立ち上がっていこうとするタイミングですが。

安達氏
 我々としては、「ワンセグ」「FeliCa」「赤外線通信」を、時に“三種の神器”という言い方をさせていただくことがあるんですが、三種の神器のユーザーニーズは高いです。「FeliCa」は、若年層というよりは、社会人以上で、すでにフィーチャーフォンでお使いの方にはなくてはならないものだと思います。「赤外線通信」は大人よりは、交流関係が活発な若年層に根強い人気があります。「ワンセグ」はリアルタイムにニュースやスポーツを見たい方、個人的なパーソナルテレビとして使う学生の方などのニーズが高いのではと思っています。

 ただ、これら3つ全部同時に必要というお客様はそんなにいないと思うんです。あると安心かもしれませんが。だからといって、1つずつ搭載した端末を3つ作るのは無理ですから、やはり日本では必要な機能ということで、1つの商品にまとめさせていただきました。時代によってニーズも変わって来ると思いますし、グローバルとの差分はできるだけ少なくしたいというのが、グローバルで展開するソニー・エリクソンの理想ですので、今後も日本で本当に必要なニーズは見定めていきたいなと思っています。

 NFCのトレンドについては、ちょっとまだとっかかりという感じだと思うのですが、各国で事情も違うと思いますし、サービス事情者さんとの関係もあるかと思いますが、ソニー・エリクソンとしては、acroのラインに関係なく、全体的に考えなければいけない機能の1つだと認識しています。

――おそらく「どうせなら防水も」と言われると思いますが、防水というのは、まだまだグローバルではあまりニーズがないのでしょうか。

安達氏
 ニーズはあるんですが、日本でのニーズが突出していますね。課題として認識はしております。海外で事業者さんとお話しさせていただくと、興味はもっていただきますが、積極的に欲しいという声は今のところあまりないですね。日本の場合、過去の経験を経ながら、防水だとは分からないスタイルで防水化されていますが、海外ではまだまだ突飛で、いかにも防水、というところから入っていくステージがあるかもしれないです。ただ、水があるのは日本だけではないですし(笑)、こういったトレンドやデマンドが海外に浸透するスピードは早くなっていると思います。ユースケースを広げるという意味で有効な手段なので、グローバルとしてもいずれニーズは出てくるのではないかと思っています。

 ただ、商品を研ぎ澄まそうというときに、すべてを入れて……とやっていくと、どこも金太郎飴にみたいになっちゃうと思うんですよね。ですから、一部のお客様には残念なことになるかもしれないですけれど、もしそれを諦めることによって、別の商品性が生まれるようなことができるのであれば、そういうトライしていくのも、ソニー・エリクソンがお客様から期待されているところではないかと思っています。

安達氏

――グローバルとの違いという点では、従来のフィーチャーフォンの場合、海外ではそんなにカラーバリエーションをお持ちじゃなかったような気がするんですが、arcのピンクなど、日本はものすごくカラフルな感じされてた印象があります。グローバルでもカラーへのこだわりがでてきているのでしょうか。

安達
 欧米ですと、端末の店頭表示数自体絞られてるので、どうしてもブラック&シルバーで終わってしまう傾向がありますが、日本はフィーチャーフォンの時代から、デフォルトで3色みたいなところから始まってますし、今はスマートフォンも普及期であることから、商品としての世界観を広げられるようなカラーを選択してます。店頭での見栄えも考慮してますね。

 毎年のカラーというのは、弊社のクリエイティブセンターのデザインチームが、世界、各地の情報、トレンドをみながら、2011年だと、黒だったらこのブラック、ホワイトだったらこのホワイトというように、1つのコンセプトを作り上げて行くという作業をしています。そのフレームワークの中から、日本に適したものを基本的には投入させていただいています。

――スマートフォンは、正面から見るとみな同じ形状に見えて、お客さんからはどれがどれだか区別がつきにくいでしょうから、色で訴求できるのは大きいかもしれませんね。

安達氏
 auさんのルビーと、ドコモさんのアクアに関しては、特に評判がいいようです。ちょっと懐かしい感じもあるんですが、色買いみたいなことをしてくださっている方もいらして、カラー展開に関しては、うまく行けたなと思っています。

――今、一番人気は何色ですか。

安達氏
 ドコモさんの方はほぼ均等ですね。auさんはちょっとルビーが人気です。ただ、これも販売初期の段階と、しばらく経ってきたところでちょっと男女構成比だったりカラーバランスが変わってくるので、最終的には、だいたい狙った通りぐらいになってくるんじゃないかなとは思います。

――男女構成比でいうとどれくらいですか。

安達氏
 まだ出てないですが、以前よりも女性比率は上がってきてるとは申し上げられると思います。初代XperiaよりはXperia arcのほうが女性比率が上がりました。さらに今回はそれよりも上がってくると見ています。

arcとacroの違い

斉藤氏

――arcとacroですが、ワンセグ、FeliCa、赤外線通信以外で、どんなところを変えていますか。

斉藤氏
 今回2社さんの通信方式が違いますので、その部分はもちろんそれぞれ対応しましたが、基本としては全く変えておらず、arcで培ったものを使って、acroを開発しております。

――acroの開発、最初の企画のきっかけとしては、それら三種の神器を積まなければいけない、ということでスタートしたのでしょうか。

斉藤氏
 arcのコンセプトや胴体構造などが固まった段階から、こういう商品も必要だよね、ということで、まずはarcの形状で、あのサイズに全部を入れられないかという方向で、ほぼ同時並行的にacroの開発がスタートしています。ワンセグやFeliCaは大きなアンテナが必要になりますから、やはりarcそのままでは難しいので、一度中の構造をガラっと見直して、フラットな形状ながら、3つ全部入れられるという構造に作り直しています。見た目もXperiaらしさや、持ちやすさも維持しながら、柔らかい感じに仕上がったと思います。

安達氏
 無理矢理arcを継承するというよりは、acroとしてのベストなデザイン、破綻しないデザインを心がけました。初代のXperiaからのデザインの連続性は保ちつつ、初代から比べると各種機能はすべてアップした上で、さらに微妙ながらもコンパクト化されて、でも液晶サイズは上がっていますし、デザインを犠牲にせずに、うまく納められたかなと思います。

――ベースが変わらないとなると、ソフトウェアアップデートによって、arcの機能をacroと同じレベルに合わせるということはあるのでしょうか。商品の差別化として、あえて前機種との間に差を残す例もあるかと思うのですが。

安達氏
 価格帯が全く違うとか、ハードウェア構成が全くことなる製品同士では難しいですが、arcもacroも、グローバルではハイエンドに相当するラインとして存在していますし、ここでの体験は同じにしたいという思想があります。ベースの部分は同じ商品で開発してますので、そこの部分のベースのソフトウェアに関しては、積極的に同じにしていこうと考えています。とは言っても商品が違いますし、通信事業者さんとのタイミングなどの話で、ソフトウェアアップデートの時期が微妙に違うなどの差は出てくる可能性はあると思います。また、Androidは今進化の途中にあると思いますし、ハードウェア的にもいろいろなものが進化していきますし、必ずしも新しいバージョンがきたら古い機種も軒並み対応できるかということ、それはお約束できる状況ではないですが。

――ハードウェアはほぼ同じでも、ソフトウェア面はいかがでしょうか。ドコモとauでのソフトウェアの違いというのは発生しますよね。それぞれが独自のメニューを作ろうとしているので、そこを単純に載せ替えるだけでOKなのでしょうか。

新田氏
 実はそこが一番大変なところですね。ドコモさんの場合は初代Xperiaからの継承ですし、arcというベースがあってのacroですので、当然弊社では、どこを手を入れればいいかとか、逆にどこに手を入れたら危ないかっていうノウハウというのは持ち合わせていましたから、その辺の拡張性を踏まえて開発を行ってまいりました。

 一方、auさんの場合は今回本当に初めてでしたので、いわゆるゼロからの開発になりました。通信方式も違いますので、当然電話のアプリという、非常に基本的なものもかなり手をいれなければいけません。微妙なスタンダードからのズレ、上り下りのスピードの違い、グローバルのCDMAの規格からは当然離れているところを吸収しなくちゃいけないことがあります。このあたりをクアルコムさんやKDDIさんとディスカッションしながら、すでにKDDIさんに溜まっているノウハウをもとに開発しました。

モジュール化で将来のアップデートに備える

新田氏

――ソフトウェア的なこだわりがあったら教えていただけますでしょうか。

新田氏
 Androidの最新OSを搭載したこと、三種の神器に対応したことで、お客様から「遅くなるんじゃないか」とか「素のAndroidの性能を生かせないんじゃないか」という懸念の声が寄せられていました。それをなるべく抑えるべく、技術的にモジュール化という概念を用いて開発しているところでしょうか。これにより、他のベーシックなOSに対して、負荷をかけずになるべく、独立した形の設計が可能になり、パフォーマンスも維持できると同時に、アップデートもしやすくなりました。

 もちろんできる部分とできない部分はあります。その中で、そのプラットフォームに対して何か改変しなくてはいけないところに関しては、細心の注意を払って、今後の拡張性も考えて対応しています。アップデートされたとき、正直どこが変わるかという情報は本当に選べないので、その辺はエンジニアの勘も非常に働いてくると思うんですが、日頃の情報収集や経験による勘を働かせて設計してもらっています。

――モバイルSuicaが始まりました。OSのバージョンアップについては、こちらでは制御しようのない部分があると分かりつつも、おそらく今ユーザーが一番心配しているのは、今後のOSバージョンアップは大丈夫なのか、という部分だと思うのですが、それもモジュール化によって、ある程度保証されているのでしょうか。

新田氏
 アップデートしたことで何かが消えてしまうとか、起こっちゃいけない事態だと思っていますから、過去のXperiaで経験したものを最大限生かしてていきたいなと考えています。モバイルSuicaの場合、フェリカネットワークスさんからのモジュールを使用しているので、Androidとフェリカネットワークスのモジュールとのインターフェイス、そのモジュールとアプリケーションのインターフェイス、つまりモバイルSuicaやEdyという、2段階のインターフェイスが存在すると我々は考えています。当然、アップデートで変わるのはその前者部分で、そこをしっかり弊社として対応していかなければならないと考えていますし、後者の部分も、それぞれ拡張性を加味した上で設計していただき、当然弊社でもしっかり検証を行っていく方針で対応していきたいです。

――おすすめの機能などはありますか?

新田氏
 アプリケーションではSNSなどの連携ツールですね。もともと「Timescape」とう統合ツールを搭載していますが、acroからはFacebookの連携機能を追加していまして、ギャラリーのメディアプレーヤーの中で、アップデートした画像が見られたりとか、友達のアクティビティを簡単にたどれるようになっています。

安達氏
 ロックスクリーンを使ったノーティフィケーションもおすすめです。ロックスクリーン解除して、アプリを起動しなくても、Facebookの友達のコメントが見られたりしますよ。

――ロックスクリーンの話がありましたが、ロックスクリーンは、ユーザーが最初に目にする画面ということで、情報を表示したり、デザインを変えたりして活用する取り組みが出始めています。御社としてはどうでしょうか。

安達氏
 我々のUIって、おそらくかなり標準のAndroidに近くて、シンプルなのではないかと思っています。でも、各種細かいアイコンの作り込みであったりとか、いろんな細かい画面遷移のインタラクションだったりとか、そのシンプルな中にもソニー・エリクソンらしさや、ちょっとした気持ちよさみたいなものが表現できてるかなと思っています。なんとなくさっぱりした感じをちょっと表現できたらなと思います。なんとなくですけどね(笑)。

――シンプルなほうがソニー・エリクソンらしい?

安達氏
 それはいろいろなご意見はあると思いますので、今後もご意見いただきたいところです。どちらかというと素の状態で、事業者さんにご要望いただいているアプリケーションを入れるぐらいにしておいて、あとはどういったアプリケーションを入れたらどういうことができるかというところは、たとえば「アップナビ」というご紹介サイトをプリインで入れさせていただいているので、そちらでカスタマイズを楽しんでいただきたいなと思ってます。

――これもこだわりの部分なのかもしれませんが、パッケージに添付してるmicroSDカードの容量が32GBですよね。32GBといえば、まだまだ高いと思います。これは何か意図があってのことでしょうか?

安達氏
 たぶん設計思想の違いだと思うんですが、弊社の場合はどちらかというと、アプリケーションやPIM情報などは内蔵メモリ、それ以外のメディアコンテンツは全部SDに持っていってくださいという考え方なんですね。特にXperiaはメディア系やエンターテインメントなどを訴求させていただいているので、メディア系のコンテンツがハンドリングしやすいよう、リムーバブルなカードも大容量になっています。

――お買い得感はありますよね(笑)。

安達氏
 そうですね。信じられないですよね。なかなかいっぱいにならないですよね(笑)。

今後について

――初代Xperia、arc、acroときて、外観的には似たようなサイズが続いてきましたが、御社のグローバルな製品の中にはそうでないものもありますよね。日本市場だからこの形という理由などはあるのでしょうか。

安達氏
 スマートフォンもこれからというところですので、一番わかりやすい形がまずは優先されるべきなのかなと思います。Webページが見やすい大画面であったり、文字の入力のしやすさであったり、フィーチャーフォンから切り替わるのに、一番魅力的な形状として、現在のスタイルが優先されてきました。ただ、この後ですが、今後のマーケットの成熟具合や、ニーズの多様化次第では、事業者さんとの話し合いも含め、他のデザインの投入も前向きに検討していきたいなと思っています。

(左から)Xperia acroとXperia ray

――ユーザーからはpreminiみたいなものも期待されているのではないでしょうか。

安達氏
 それはよく聞かれるんですよね(笑)。まだ日本ではしっかりアナウンスできてはいませんが、先日グローバルではコンパクトな「Xperia ray」を発表させていただいてます。この端末、arcの基本性能がそのまま入っていますし、パフォーマンスもほぼ一緒で、ディスプレイも同じテクノロジーで、カメラも裏面照射のCMOSで、しかもこのサイズでインカメラもついてるんですよ。発表では、日本への発売予定も公式にコメントされていますので、ご期待いただければと思います。

――Android端末も女性を意識したものがいくつか登場していますが、御社はいかがでしょう。

安達氏
 そうですね、先ほどご紹介した「Xperia ray」はコンパクトさやカラーバリデーションなど、女性のお客様により手にとっていただける商品になっていると思います。女性のお客様は今後スマートフォンにおいても重要なターゲットになってくるのは確実ですので、ソニー・エリクソンとしても更に力を入れていくべきだと思っています。

――日本向けの仕様として、DTCP-IPをサポートした端末も登場しています。御社としては、いち早くテレビもインターネットやGoogleに対応させたり、端末にもHDMI端子を付けるなどされてるわけですが、そこに対して、もう一歩日本向けに踏み込んでいく取り組みは予定されていますか。

安達氏
 DTCP-IPに限らず、ソニーとの連携というのは1つテーマ、次機種の課題として認識しています。ソニー・エリクソンは、スマートフォンという一番ホットなエリアで、みんなが1台持つ可能性のある、ネットワークに繋がるデバイスを担当させていただいているので、ソニーのネットワーク戦略では欠かせない位置にいると思うんです。ですから、常にソニーとは話し合いをして、連携を深めるようにはしたいと思っています。グローバルとして、基本的に標準規格、できればその標準規格を使いながら、ソニーはもちろんですが、周辺機器とのコネクティビティというのは期待されてますし、それは課題かなと思っています。

 極端なことをいうと、Xperiaを他社のテレビとつないで楽しんでいただく世界があっても、私個人的にはいいかなと思っています。もちろんまずはブラビアと繋がるというのは当然なんですけれども(笑)。

――それでは、最後に読者に向けて一言お願いいたします。

新田氏
 Xperiaという思想に基づいて、非常にシンプルですが、使いやすいような設計を心がけてソフトウェアを作ってきました。お客様にはコミュニケーション・エンターテインメント機器として、コンテンツ、コネクティビティ含めてXperiaの世界を楽しんでいただければと思います。

斉藤氏
 ワンセグもFeliCaも赤外線通信も全部対応しながら、いろいろ細かいところも気をつけて、非常に綺麗な形に仕上げることができたと思っています。ぜひ手に取って見てください。よろしくお願いいたします。

――本日はどうもありがとうございました。




(すずまり)

2011/7/29 09:00