【東京ゲームショウ2011】
ソニー・エリクソン、「Xperia PLAY」の発表会開催


ソニー・エリクソンの金子氏(左)とSCEの杉本氏(右)

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、9月14日に発表された、「PlayStation Certified」対応のAndroidスマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」の発表会を開催した。

 15日、東京ゲームショウ2011の開幕前に、幕張メッセにおいてソニー・エリクソンの製品発表会が開催された。同社のマーケティング部統括部長の金子克之氏は、「Xperia PLAY」について、「2月のグローバルでの発表以来、日本国内でたくさんの要望をいただいた。今秋、いよいよ日本国内でも登場する」と話した。

 ソニー・エリクソンの独自調査によれば、スマートフォンにおいてゲームは、電話やメール、Webに次ぐ利用頻度であるという。スマートフォンゲーム市場自体も成長著しい分野であり、より手軽にゲームを楽しみたいユーザーが拡大しているところと説明した。ソニー・エリクソンでは、Xperia PLAYの登場によって新しいユーザー層を拡大したい考えだ。

 金子氏は、デザインや機能性、操作性などのポイントを紹介し、端末の仕様としても最新のAndroid端末であると説明した。また、ゲーム配信ストアとして、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が提供する「PlayStation Store」で初代プレイステーションのゲームなど、PlayStation Certified対応ゲームが楽しめるとした。

 さらにゲームパッド対応端末は、Xperiaのゲームランチャーからもダウンロードできる。50タイトル以上の対応ゲームが続々と登場するとした。

 SCEの第2事業部PSS部 課長の杉本滋氏は、「みんなのGOLF2」や「クラッシュ・バンティクー」といった往年のヒットゲームがプリセットされることや、オリジナルとしてはは「LocoRoco」の特別版が用意されるとした。また、東京ゲームショウでは、これ以外にも複数のゲームが試遊できるよういなるとした。同氏はPlayStation Storeのさらなる拡大を約束していた。

 発表会の最後、ソニー・エリクソンの金子氏は、「Xperia PLAY」がドコモに投入した5番目のXperia端末になるとし、大きな声で「READY TO PLAY!」と叫んだ。これに会場のスタッフは、一段と大きな声で「Yes!」と応えていた。



 




(津田 啓夢)

2011/9/15 11:10