【MWC19 Barcelona】
Wiko、200ユーロ(約2.5万円)から買える3カメラ搭載の中堅モデル「View 3」
2019年2月27日 12:24
MWC19 BarcelonaにおいてWikoはプレスカンファレンスを開催し、新モデルの「View3 Pro」と「View3」を発表した。発売は今年の第2四半期以降で、日本での発売についてはアナウンスされていない。
View3 Proは6.3インチのフルHD+ディスプレイ、View3は6.26インチのHD+ディスプレイを搭載するミドルレンジモデル。両機種の大きさはほとんど同じで、機能面も似ているが、一部のスペックが異なり、View3 Proが名前の通り上位モデルに位置づけられている。価格はView3 Proが249~299ユーロ(約3万1000~3万7000円)、View3が200ユーロ(2万5000円)未満。
ディスプレイは大きさと解像度が異なるものの、どちらのモデルもアスペクト比は19:9で、画面上部にインカメラのノッチがあるデザインとなっている。メインカメラはトリプルカメラ構成で、暗所に強い12MP、超広角の13MP、背景をボカした撮影のための5MP(View3は2MP)を搭載する。
プロセッサーはともにオクタコアだが、View3 ProのみMediaTekのHelio P60と公表されている。システムメモリ(RAM)とストレージの容量は、View3 Proが6GB/128GB、View3が3GB/64GB。どちらのモデルもAndroid 9(Pie)を搭載し、バッテリー容量は4000mAh。
デザイン面では、背面は透明感のある光沢仕上げとなっているが、カラーバリエーションによって特殊な塗装で模様が描かれており、暗い場所などでその模様が浮き出るようになっている。若いユーザー層も手を出しやすい手頃な価格に必要十分なスペックを詰め込み、デザインにもこだわるという、Wikoらしいモデルに仕上がっている。
純正アクセサリーも用意されており、フリップカバーは一部が透過する小窓付きの製品を用意。閉じているときには時計などを表示させることができる。
プレスカンファレンスでは、Wikoがアメリカ市場に参入することも発表された。アメリカ市場ではSprintと連携するという。また、Wikoのブランドロゴのデザインが変更されることもあわせて発表された。