【Mobile World Congress 2013】
日本発のスマホ技術をアピールするジェトロブース
(2013/3/1 14:56)
日本貿易振興機構(JETRO、ジェトロ)のブースでは、日本の企業が各社出展していた。
モルフォのブースでは、ソフトウェア処理により、スマートフォンで一眼レフカメラで撮影したかのような写真が撮影できる背景ぼかし技術が紹介されていた。オートフォーカス機能付きのカメラで前景と背景、連続して2枚の写真を撮影し、背景のぼかしを強調するとともに、前景の物体を特定する仕組み。あわせて、手ぶれ補正技術のデモンストレーションも行われていた。
おじさんキャラクターが登場するユニークなAndroid向けタスクキラーアプリ「ぼく、スマホ」なども紹介されていた。バックグラウンドで起動しているアプリなどを停止する、いわゆるタスクキラーアプリだが、アプリを利用することでおじさんキャラクターが成長していく。普段こうしたアプリを利用しない層に電池が長持ちするアプリとして打ち出していく。アプリは無料で、アプリ利用者から取得したさまざまなアプリの利用データを企業に販売していく。
街内ソーシャルグラフを描くOpen Innovation lab.(イノラボ)の取り組みも展示されていた。こちらはソーシャルシティ基盤「+fooop!」を紹介する内容となっていた。
このほかMobile World Congressでは、イベントをあげてNFCがアピールされていた。ジェトロのブースでは、FeliCaのおサイフケータイが日本で普及していることをアピールしており、諸外国の訪問者が熱心に質問する姿が見られた。