【IFA2015】
ASUSがZenFoneの派生機を一挙に紹介、「ZenWatch 2」も発表
(2015/9/3 11:38)
9月4日に開幕するIFAに合わせ、ASUSがプレスカンファレンスを開催した。スマートフォンの新モデルはなかったが、すでに発表もしくは発売されているZenFoneの派生機を一挙にまとめて紹介した。
プレスカンファレンスで紹介されたのは「ZenFone 2 Deluxe」「ZenFone Max」「ZenFone Laser」「ZenFone Selfie」「ZenFone Zoom」の5機種。このうち、ZenFone Laserは、すでに日本で発売済みだ。
ZenFone Selfieは6月に開催されたComputex Taipei、ZenFone Zoomは1月に開催されたCESに合わせたプレスカンファレンスでそれぞれ発表されている。こうした国際的な展示会での発表は行われていないが、ZenFone 2 DeluxeとZenFone Maxも、ASUSがインドなどで開催したイベントで発表されている。
ZenFone 2 Deluxeは、ZenFone 2をベースに、スペックを強化した1台。背面にクリスタルカットされたカバーを採用する。ZenFone Maxは、5000mAhの大容量バッテリーを搭載する派生機となる。ZenFone Laserはレーザーオートフォーカス採用、ZenFone Selfieは高画素なインカメラを搭載する。また、ZenFone ZoomはHOYA製の光学3倍ズームを搭載したモデルだ。
スマートフォン関連製品としては、6月のComputex Taipeiでティザー的に予告されていた「ZenWatch 2」が正式発表となった。ZenWatch 2は、18mm(1.45インチ)と22mm(1.63インチ)という、2つのバンド幅の製品を用意しており、いずれもAndroid WearをOSに採用。ステンレススチールのケースは3色あり、バンドは18種類。ウォッチフェイスも50以上を用意しており、服装などに合わせ、幅広いカスタマイズが可能となっている。
どちらも、チップセットにはクアルコムのSnapdragon 400を採用。18mmは300mAh、22mmは400mAhのバッテリーを搭載する。表面がカーブしたガラスを採用している。ペアリング可能なスマートフォンははAndroidのほか、iOSにも対応する。