NTT DOCOMO VENTURES DAY 2020
スポーツのダイジェスト映像を簡単に生成するWSC Sports
2020年2月7日 20:04
WSC Sportsが開発するのは、好みの選手や注目のシーンのダイジェスト映像の制作をより手軽にするスポーツに特化した動画ソリューションだ。
テレビの映像で流れるようなその試合のダイジェスト映像をほんの数十秒程度で生成するという。たとえば、イニエスタのプレイシーンを集めた映像を作りたければ、選手の選択からイニエスタを選択して、しばらく待つとそのとおりの映像が生成される。
特定の選手にスポットを当てる映像も、ゴールしたシーンだけなどのハイライト映像の作成も可能。また、アップロードするフォーマットとしてフェイスブックやインスタグラムなどを選択できる。
選手個人の認識には、たとえばユニフォームなどの映像情報やスタッツ情報が用いられているという。同社のこの技術は現在、サッカーやアメフトなど合計で15のスポーツに対応している。
WSC Sportsでは、日本国内でも楽天やDAZNなどとパートナーとなり、サービスを提供している。従来、人の手で編集するとなると、場合によっては数日ほども必要だったという映像制作を一瞬で可能にするこのソリューションの需要は今後も高まっていきそうだ。