【2013 INTERNATIONAL CES】

サムスンは米国市場向けのモデルを発表

 米ラスベガスで開催されるIT・家電関連の展示会「2013 INTERNATIONAL CES」の会期前日、サムスン電子はプレス関係者向けに発表会を開催し、各ジャンルの新製品を発表した。発表イベントの主役はフラットパネルテレビだったが、スマートフォン・タブレットについても、米国向けの新製品が発表された。

Verizon版のGALAXY Note 10.1について

 まずタブレットについては、Sペンによるペン入力に対応する10インチタブレット「GALAXY Note 10.1」のLTE対応モデルが米Verizon向けに、今月中に発売されることが発表された。プラットフォームのバージョンはAndroid 4.1となる。プロセッサは1.4GHzのクアッドコアで、厚みは8.9ミリ、重さは597gになる。

「SAFE」には遠隔監視やリモートコントロールなどの機能が含まれる

 また、発表会の中では、多くの企業がBYOD(Bring Your Own Device/社員が私物のデバイスを持ち込み、業務に利用すること)を認めていることを例に挙げ、GALAXY Note 10.1をはじめとするサムスン端末では、セキュリティの強化などSAFE(Samsung for Enterprise」と呼ばれる機能を搭載していることが紹介された。

 このほかにも同日、米国市場向けに初のWindows Phone 8端末「Samsung ATIV Oddysey」が米Verizonに提供されることも発表されている。ATIV Oddyseyは4インチのスーパーAMOLED、1.5GHzのデュアルコアプロセッサを搭載するLTE対応のWindows Phone 8端末。今後数週間の内に発売が開始されるという。

白根 雅彦