【2013 INTERNATIONAL CES】

Galaxy Note/S IIIをアピールするサムスンブース

サムスンブース

 サムスン電子のブースでは、スマートフォン・タブレットとしては「Galaxy Note II」「Galaxy S III」「Galaxy Note 10.1」「Galaxy Camera」が展示されていた。サムスンのブース全体で見ると、大画面テレビの展示が大きな面積を占めているが、それでもGalaxyシリーズはブースの前面、通路から来場者がアクセスしやすい位置に広いスペースを取り、多数の実機を並べ、来場者が実際に手にとって試せるような形で展示が行われていた。

Galaxy S IIIの説明プレートは各キャリア共通

 アメリカでは複数のキャリアから同じ名前で細部が異なる「Galaxy」シリーズが販売されている。たとえばGalaxy S IIIはAT&T、Verizon、Sprint、T-Mobileの主要な4キャリアすべてで販売されており、ブースにはそれぞれのモデルが展示されていた。基本的なデザインは同じだが、通信方式や細かなスペック、プリインストールされるキャリア独自のアプリなどに違いが見られた。同様にGalaxy Note IIもアメリカの各キャリアごとのモデルが紹介されていた。

AT&T版Galaxy S III
Verizon版Galaxy S III
Sprint版Galaxy S III
T-Mobile版Galaxy S III
GLAXY Note IIの展示風景
T-Mobile版Galaxy Note II

 会期前日に発表されたばかりの、Galaxy Note 10.1のVerizon向けLTE対応版も展示されていた。一方、同時にVerizon向け発売が発表されているWindows Phone 8搭載の「ATIV Oddysey」は見当たらなかった。

Verizon版のGalaxy Note 10.1
Galaxy Camera

 スマートフォンではないが、Galaxy Cameraも展示されている。これはAndroidを搭載したデジタルカメラで、音声通話はできないものの、撮った写真をそのままセルラー回線経由でSNSに投稿したり、そのほかのAndroidアプリを利用することができる。ブースではAT&T版とVerizon版が展示されていて、Verizon版はLTE接続も可能な様子が確認できた。

Galaxy Cameraのカメラ画面
Galaxy Cameraはマニュアル撮影も可能
Galaxy Cameraのホーム画面。普通のAndroid端末と同じ
Galaxy Cameraの上面。操作系もデジタルカメラそっくり
AT&T版Galaxy Cameraのスペックシート
Verizon版Galaxy Cameraのスペックシート。こちらはLTEに対応
Galaxyのアクセサリ展示

 スマートフォン関連の展示としては、各種アクセサリ商品のほか、ワイヤレススピーカーが展示されていたほか、同社のWi-Fi搭載デジタルカメラと組み合わせてのデモも行われていた。サムスンは日本ではデジタルカメラを販売していないが、海外市場ではコンパクトデジタルカメラ、レンズ交換型デジタルカメラの両方を販売していて、いずれもWi-Fi搭載モデルが登場している。ブースでは、撮った写真をスマートフォンに転送する、スマートフォンをデジタルカメラのファインダーとして利用する、といったデモが行われていた。

Galaxy向けのコンテンツサービスもパネル展示されている
カメラとGalaxyシリーズの連携デモ

白根 雅彦