【CEATEC JAPAN 2011】
REGZA Tabletで盛り上がる東芝ブース
ステージでは新しいタブレットについても大々的にアピール |
東芝ブースの中でも、テレビやブルーレイレコーダーなどのAV機器以上に活況を呈していたのが、前日に発表があった「レグザタブレット」の展示スペース。最新端末だけでなく、発売済みのタブレット端末もブース内の他のサービス・ソリューションを紹介しているコーナーでいたるところに設置されており、まさにタブレット一色といった様相だった。
ステージ前には大勢の人が詰めかけた | ステージ脇にも最新端末「AT700」が設置 |
「レグザタブレット AT3S0」 |
前日の10月3日に発表された、Android 3.2端末である10.1インチディスプレイの「レグザタブレット AT700」と、7インチディスプレイの「レグザタブレット AT3S0」の2機種は、いずれも試用可能な状態で複数台用意。話題の新製品を試せるとあって、多くの人が行列を作っている。
レグザタブレットには、他の東芝製品でも採用されている画質改善技術を搭載されてているだけに、触って試用できる端末の他にも、据え置きで動画を繰り返し再生している端末がそれぞれ複数台設置されているのが印象的だった。
実際に触れてみると、「AT3S0」はもちろん、それよりも大きいはずの「AT700」でも、世界最薄・最軽量をうたうだけあって、その薄さ、軽量さは驚くほど。特に「AT700」は、背面の金属のヘアライン仕上げの質感とあいまって、十分に所有感を満たしてくれそうな出来映えだ。
その他、レグザタブレットとテレビ・レコーダーを連携させるソリューションを展示。レグザブルーレイで受信している放送中のテレビ番組をレグザタブレット上で見ることのできる「RZライブ」や、録画した番組をレグザタブレット上で再生できる「RZプレーヤー」のデモを行っている。
また、東芝ブース内ではヤフーが「Yahoo! JAPAN テレビアシストサービス(仮称)」と称するテレビ番組連動コンテンツ閲覧サービスを参考出品している。
放送中または録画したテレビ番組の内容に合わせたコンテンツを、スマートフォンやタブレット端末にインストールした専用アプリで表示するもので、たとえば番組で登場した食材に関連する情報を表示したり、ロケ地の地図を表示するといったことが可能になっている。
録画番組との連動においては、再生中の内容に応じて端末に表示するコンテンツをリアルタイムに変化させることも検討しているとのこと。ここでは2011年6月に発売されたAndroid端末「AT300」がデモコンテンツ表示用の端末として用いられていたが、サービスリリース時は現在のところユーザーの多いスマートフォンへの提供を中心に考えているようだ。
(日沼諭史)
2011/10/4 22:07