【CEATEC JAPAN 2010】
ドコモダケが道案内、ウェアラブル端末を使ったAR技術

　NTTドコモブースでは、「拡張現実」などと呼ばれるAR（Augmented Reality）関連の体験コーナーが設けられていた。

　AR Walkerは、ウェアラブル端末を身につけて、ドコモのキャラクター「ドコモダケ」に街中を案内してもらう体験ブース。オリンパス製の小型ヘッドマウントディスプレイを装着すると、視界にドコモダケが現われる。ドコモだけの背中を追っていくと目的地まで道案内してくれる。

　ブースでは、体験コーナーで足踏みすると周りの景色が変わる。視界からドコモダケが消えた場合は、周りをきょろきょろ探すとドコモダケが見つかる。ヘッドマウントディスプレイはスマートフォンと接続されていて、端末で人間の体の向きなどを認識している。

　AR関連ではこのほか「MobileAR技術 Ver.2」として、サービス事例が紹介されている。Webサイトの商品に携帯電話をかざすと、画像認識によって写真が携帯電話側表示され、さまざまな角度で商品が確認できる技術などが体験できる。