au、法人向けのWindows Mobile端末「E31T」


E31T

 KDDI、沖縄セルラーは、法人向けのWindows Mobile端末として、防水・防塵性能を実現した「E31T」を3月中旬以降に発売する。

 今回発売される「E31T」は、ストレート型のボディを採用し、OSにWindows Mobile 6.5.3を搭載する富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の端末。IPX5/7の防水性能、IP5Xの防塵性能を備え、大容量バッテリーを搭載。大型のテンキーで携帯電話と同等の使い勝手も実現している。タッチパネル対応のディスプレイに加えて、指紋センサーも用意されている。

 同端末の販売にあたっては、「デバイス管理サービス E31T用」がセットで提供され、オリジナルランチャーのほか、セキュリティポリシーにあわせて利用できる、デバイス管理機能やポリシーのグループ設定機能、リモートロック、データ消去といったサービスが提供される。

 「デバイス管理サービス E31T用」の利用料は、月額基本料が1契約あたり1050円で、端末1台ごとに月額315円がかかる。利用台数に応じて割り引く大口割引も用意されている。

 E31Tの通信方式はCDMA 1X EV-DO Rev.Aで、ディスプレイは3インチ、480×800ドット。322万画素のカメラを搭載し、IEEE802.11b/gの無線LANを利用可能。Bluetooth 2.1+EDRもサポートされている。16GBまのでmicroSDHCカードを利用できる。

 連続待受時間は約410時間、連続通話時間は約420分。大きさは約56×152×23mmで、重さは約187g。

 なお、同端末はヤマト運輸の「次世代NEKOシステム」ですでに採用されており、法人ユーザーは自社システムと連携したさまざまな業務で活用できるとしている。

E31T

 



(太田 亮三)

2011/3/9 16:22