企業の先端IT領域でITベンダー20社が共同研究、推進団体設立


 国内ITベンダー20社は、企業の先端情報技術の活用と技術者育成を推進するための団体「先端IT活用推進コンソーシアム」を設立した。

 「先端IT活用推進コンソーシアム」は、企業情報システムに求められる安定性や機密性を、先端IT分野において会員各社が共同で研究・検証していくための団体。活動領域は、以下の6分野となる。会長には鶴保征城氏が就任した。

【1】クラウド技術(Hadoop、NoSQL)
【2】インターネットデバイス、アプリ開発環境(iPhone、Android)
【3】リッチ・インターネット・アプリ(HTMl5、Ajax)
【4】コンテキスト・コンピューティング(Semantic Web、Service Engineering)
【5】ソーシャル・コミュニケーション(Twitter、Facebook)
【6】リアルとバーチャルの重ね合わせ(AR)

 なお、コンソーシアム発足時の会員企業(20社)は、アドソル日進、イーグル、彩葉ソリューションズ、インフォテリア、ウルシステムズ、キヤノンソフト情報システム、JIEC、住友セメントシステム開発、セイコープレシジョン、テクリエ、東芝ソリューション、ドリームIT21、日本ユニシス、日立システムアンドサービス、PFUソフトウェア、ピースミール・テクノロジー、富士ゼロックス、富士通、リコーITソリューションズ。

 

(津田 啓夢)

2010/9/9 06:00