ロックオンの携帯通販サイトサービスにFlash生成機能


 ロックオン株式会社は、通販サイト構築・運営サービス「EC-CUBE one!」で、イサナドットネット株式会社提供のFlash生成ソフトウェア「Almeida(アルメイダ)」をオプションとして提供を開始した。

 「Almeida」は、Flash Liteコンテンツを生成できるサーバー組込型ソフトウェア。Flash編集ツールで作成したデータをテンプレートとして利用できるほか、画像素材やデータベースから抽出したテキストと組み合わせ、Flashコンテンツを動的に生成できる。携帯電話の機種データベースを保持し、Flashコンテンツの動的生成時に利用する。Windows Server 2003/2008/2008R2やRed Hat Enterprise Linux ES 5などで動作する。またFlash Lite 1.1、2.0、3.0、3.1をサポートする。

 今回、ロックオンの通販サイトサービス「EC-CUBE one!」向けに提供されることになり、「EC-CUBE one!」を利用する法人がオプションとして「Almeida」を使い、Flashコンテンツを生成できるようになった。

 「EC-CUBE one」の利用料は、商品登録件数などによって初期費用や月額利用料が異なる。商品登録件数が500件でテスト環境がなく、サーバー回線の帯域保証もない「エントリープラン」では、初期費用5万2500円、月額2万790円となる。オプション提供の「Almeida」は月額4200円で、コンテンツ生成数や利用する時間帯などで制限はない。なお、イサナドットネットは「Almeida」のソフトウェアライセンスを単体提供しているが、こちらの価格は年間36万円(10テンプレートまで利用可能)となっている。

 

(関口 聖)

2010/5/7 06:00