MMD研究所、携帯コンテンツ利用動向調査~ワンセグ利用は7割超に


 株式会社アップデイト/MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、「携帯コンテンツに関する利用動向調査 第11回」の結果を発表した。調査は2010年2月12日から15日までの4日間、モバイルWebサイトで実施したアンケート調査で有効回答数は1665。

 調査結果によれば、ワンセグを「利用したことがある」ユーザーはNTTドコモは76.3%。auは77.5%、ソフトバンクモバイルは70.7%と、3キャリアとも7割を超えた。

 おサイフケータイを「利用したことがある」ユーザーはNTTドコモでは36.9%、auは26.9%、ソフトバンクモバイルは23.6%。NTTドコモユーザーでは利用率が高いものの、まだ4割に達していない。

 着せ替えツールは、「利用したことがある」ユーザーは、NTTドコモ59.7%、au 46.1%、ソフトバンクモバイル38.5%。ソフトバンクモバイルでは「持っている携帯電話が対応していない」が38.4%で、ドコモは同13.6%で、キャリアが積極的に展開しているかどうかでも差が出ている形だ。

 携帯電話のミュージックプレーヤーについては、「利用したことがある」ユーザーは、auが76.9%と最も多く、次いでソフトバンクモバイル70.2%、NTTドコモ61.0%となっており、どのキャリア利用者でも半数を超える。

 デコメを「送ったことがある」ユーザーはNTTドコモでは91.2%と9割を超えた。auは77.3%、ソフトバンクモバイルは75.0%。

 電子コミックは「読んだことがある」ユーザーはauが最も多く75.6%。次いでソフトバンクモバイル74.5%、NTTドコモ68.4%。

ワンセグを「利用したことがある」ユーザーは3キャリアとも7割を超える着せ替えツールについては、利用意向よりもキャリアによる対応の差が大きい

(工藤 ひろえ)

2010/3/1 06:00