本日の一品

「大きな口のモンスター」をペンケースに使う

パッケージを見た瞬間、「カウカウ光線」の照射を受けて速攻でポチってしまった

 自分の普段使いのペンケースを選択する時の決め手は、人によって意見はまちまちだろうが、筆記具大好きな筆者は、当然のように何種類かのペンケースを並行して使っており、目的に応じてそれぞれ特長のある最適なケースを使っているつもりだ。

 自宅から遠い出先などに、長時間の移動を伴って行く出張中に使用するペンケースなら、キャパシティ(容量)の大きなことがペンケース選びの1つの条件になるだろう。企画やプランを自由な発想で拡張するには、多くのマーカーや定規など、多くの種類の筆記関連用具を全部まとめて収納できてしまうと便利だ。

 同時に、その中から目的の1本だけをスムーズに取り出すことのできる一覧性もきわめて重要になってくる。こういうケースでは、過去、筆者は風呂敷型の大きく広げられるペンケースを使っていたが、広がりすぎるこれらのケースでは、移動先のオフィスやホテルでは便利でも、移動中の電車内でペンを落としたりすることも少なくなかった。

 結局、筆者がモバイル環境でも、出先のオフィスやホテルでも自由に使えるペンケースとして選択したのは「モンスターポーチ」と名付けられた汎用のナイロンジッパー製のポーチだ。ポーチやペンケースとして使用する時のファスナー開口部は幅が最大19cmもあり、どんな筆記具でも余裕で出し入れ可能だ。

 外観はネーミングの通り「モンスター」だが、ジッパーを閉めている普段は、誰がモンスター? というようなすました顔をしている。しかし、いったんジッパーを開くと、大きな口を開けて、その口にはビッシリと列んだ白い歯を剥き出しにしたモンスターが登場する。

ジッパーを綴じた状態では、どことなくすました顔をしている
ジッパーを開くと、大きく口を開いて白い歯をしたモンスターの登場だ

 実は、白い歯は、実際に機能しているジッパーの歯よりふたまわり以上大きなダミーの内側のジッパーの歯だ。筆者は今、LiveScribe社の太いWi-Fiペンや金属製の定規、赤青2色が合体した2本分の二コペンを2本、いろいろ全部で8本を収納しているが、まだまだ50%くらいの余裕がある感じだ。

 そして、大きく四角く開いた取り出し口からは、自由に任意の筆記具を選んで取り出すことが出来ている。実は、モンスターポーチは、実測で160cm以上あるナイロン製の長いひも状のジッパーをクルクルと綴じていくと最後にできあがる長方形の袋だ。

 最後の約20cmが普段はポーチの開口部になっている。時には、すべてのジッパーを最後まで開いて話のネタにすることもできる、他人とのコミュニケーション発展型のポーチだ。初めての人ばかりの初顔合わせのようなミーティングで、アイス・ブレーキングな役目を果たすことが出きるかもしれない本日の一品だ。

ペンケースとして使ったらそのキャパは最高だ。化粧ポーチにも良いかも……
ジッパーをほどいてゆくと……どんどん長いジッパー紐になってくる
全部ほどくと長さ160cmくらいのただのジッパー紐になってしまう
筆者は、TPOや筆記具の量に応じてペンケースを頻繁に替えている
ペンケースには、パッと見て似合うノートが必須だ。モレスキンはミスマッチだ。
製品名購入場所購入価格
ジップイット モンスターポーチ(レッド)セレクトショップ・アクア1365円

ゼロ・ハリ