ドーナツを手軽にバッグに放り込める専用器「Doughnut To-Go」


ドーナツケータイケース「Doughnut To-Go」

 ドーナツが大好きで、好きなところで食べたい方に、ドーナツケータイケース、通称「Doughnut To-Go」をご紹介しよう。似たような名前のiPhone/iPadアプリを見たことがあるような気がしなくもないが、この際気にしない気にしない。

 少し前に、知人から「これあげる!」といって、紙のお皿に乗ったドーナツをいただいたことがあった。クリームたっぷりの一品だった。その場で食べるわけにはいかなかったので、ビニール袋に包んで、そっとバッグに入れたつもりだった。が、帰宅後、バッグの中を見たら大変なことになっていた。ドーナツという存在のもろさ、儚さを思い知った瞬間だった。

 こんなときにあると便利なのが、ドーナツにポリプロピレン製の強靱な外骨格をもたらす「Doughnut To-Go」なのである。何ができるかといえば、ズバリ、ドーナツの収納。ドーナツを入れて、パッチンとフタをすれば準備完了。そのままバッグに放り込んで持ち運べる。

 ご存知ミスタードーナツで4種類のドーナツを買って入れてみたところ、よほど分厚いものでない限り、入りそうだと分かった。ただ、粉っぽいものや、水分の多いものは、ケースにあけられた空気穴からこぼれ出てしまう恐れがあるため注意が必要。それ以外はこのケースさえ持ち歩いていれば、いつでもドーナツのおすそ分けに対応できる。バッグの中に入れっぱなしで時間が経っても、つぶれてクリームがはみ出たとか、形が崩れてへにょへにょになるといった心配がなくなる。

 耐熱温度は120度なので、電子レンジで10秒ほど温めることはできるらしい。温かいほうがおいしいドーナツには便利だ。しかも、余ったドーナツを冷蔵保存するときに便利だと感じた。気軽に重ねて収納できるからだ。取り出すときも、なんだかやたらポータブル。ドーナツってこんなに機動性高かったっけ?というくらい。

 ドーナツ屋で「これにお願いします」と頼んで入れてくれるかどうかは分からないが、試してみる価値はありそうだ。袋が要らなくなるので、無駄なゴミを出さずに済む。どうせなら、ドーナツのおいしさがストレートに伝わる透明バージョンがあってもいいかも!

裏返した状態ハンドルを持ってみた。根元にある穴には南京錠がつけられるとか。なにもそこまで……。
ミスタードーナツを買ってきたハニーディップ(左)とストロベリーリング(右)を入れてみた。ちょうどよいサイズ
フタをしてバッグの中へ。潰れないか心配する必要がないのは楽フタを開けてみた。ドーナツはしっかり守られていた
マロンクリームフレンチ(左)とゴールデンチョコレート(右)もいれてみたマロンクリームフレンチはちょっと無理がありそうだが、強引にフタをしてしまう
ゴールデンチョコレートの「ゴールデントッピング」が穴から漏れてきたフタをあけてみたところ、マロンクリームフレンチはほぼ無事だった

 

製品名製造元購入価格
Doughnut To-Goリュウド980円

 

(すずまり)

2010/10/21 06:00