手頃な値段で面白い、2024年の「本日の一品」ベスト3

　2024年の本日の一品　By　ゼロ・ハリの選んだアイテムは全部で数十点近くあると思うが今年はこの3点に絞って選ばせて頂いた。

　自分の選んだモノのなかから、その1割以下の商品を再度選ぶのはなかなか難しいが、今回は1.とにかく楽しいモノ、2.今も筆者が愛用しているモノ、3.リーズナブルな価格で購入できるモノの3点を基準に以下の3つのアイテムとした

太陽光で飛び跳ねるバッタ

　「ソーラーグラスホッパー（ソーラーバッタ）」は、背中に小さなソーラーパネルを搭載し太陽光で直接駆動するおもちゃだ。この夏手に入れた時の価格は約250円。

　AliExpressなどで手軽に購入可能だった。軽量な設計とシンプルな構造を持ち、太陽光のエネルギーを蓄積せずリアルタイムで利用してモーターを動かし、まるで生きているバッタさながらに動く。

　筆者は、曇天の日に製品を受け取り、家庭内の様々な光源で試してみたもののソーラーバッタは全くピクリとも動かない。待ちに待った翌日、快晴のお天道様のもとでは筆者の予想を覆し一瞬で太陽光に反応し瞬時にスムーズに走り回った。太陽光のエネルギーの威力を再認識した一瞬だった。

　遊び方としては、メカニカルな単体での動きを観察したり、数匹を使ったゲームや浅く水を貼ったプールのような場所でも楽しめそうだ。シンプルな構造ゆえに故障が少なく、手足の角度調整次第で動きの変化も楽しめるだろう。小さな子供とファミリーで楽しむのに最適だ。ソーラーパワーの面白さを手軽に体験できるアイテムだ。

爪楊枝をおしゃれにするキッチンガジェット

　「Hummingbird Party Fork」は、爪楊枝を使った軽食やフルーツの盛り付けを華やかに演出するキッチンガジェットだ。商品には、ピンク、イエロー、グリーン、レッド、ホワイト、ブラックの6色のハチドリ型フォークが含まれ、パーティの雰囲気を楽しく盛り上げてくれる。

　使い方は極めて簡単だ。ハチドリの嘴（くちばし）部分に爪楊枝の後部を差し込むだけ。カラフルで可愛くオシャレなフォークが完成する。6色あるため、少人数のホームパーティでは各参加者が自分のフォークを認識しやすく、大人数の場でもテーブルごとに色を使い分けることで便利に活用できそうだ。

　注意点として、爪楊枝は尖がっていない後部の軸周囲に段や切り込みのないものが適している。最近多い段付きのものや、切れ込みのあるタイプを使う場合には、折れやすいので少し注意が必要だ。もし運悪く折れてしまっても、フォーク内部に残った破片は背面の小穴からSIMピンのようなモノで押し出して簡単に取り除ける構造になっている。

　この商品は、爪楊枝を使ったシンプルな軽食をおしゃれにアレンジでき、特に年末年始のパーティには最適だろう。華やかさと楽しさを兼ね備えたキッチンガジェットとして、これからのシーズンに大活躍すること間違いない。

手軽にゆで卵を恐竜型に

　「ゆで卵恐竜型」は、お弁当にユニークなアクセントを加えるキッチンガジェットだ。短時間で簡単に恐竜の頭骨型風のゆで卵を作ることができる。できたてのゆで卵を型に入れて冷やすだけで完成する手軽さが特徴だ。

　型のサイズはコンパクトで持ち運びや保管も便利。使用方法は、Mサイズ以上の卵を茹で、殻を剥いて型に入れ、しっかりロックして冷ますだけ。完成品はリアルな恐竜の白い頭骨を再現しており、見た目にも楽しく子供たちにも大人気だ。

　恐竜ゆで卵を作る過程で、見た目の完成度やプロセスを体感することは大人でもなかなか楽しい。特に、蓋を開けた時の「恐竜の骨を発見した」感動が味わえる点が魅力的だ。また、型に閉じ込められることで卵が潰れず、持ち運びにも便利。ハイキングや街歩きの際にも適しており、小腹を満たすのに役立つアイテムでもある。

　この商品は、お弁当にユニークさを加えたい方や、恐竜好きの子供へのサプライズに最適だ。簡単で手間いらずの使い方、洗浄の容易さが魅力で、収納場所も小さく家庭でも職場でも楽しめる万能なキッチンアイテムと言えるだろう。