本日の一品
これ1つでスマホの充電を全て賄える、日常使いに最適なアンカーのモバイルバッテリー
2025年1月7日 00:00
現在はスマートフォンも、バッテリーが大きいほどよいとされる時代。それゆえモバイルバッテリーもスマートフォンに合わせて大容量化の一途をたどっているのですが、実際のところ日常生活で、それほど大容量のバッテリーを持ち歩く必要があるのか? という疑問もあります。
確かに旅行や出張だとか、出先での仕事が多いとか、複数の機器を同時に充電するとかいったケースであればモバイルバッテリーも大容量の方が安心でしょう。ですが会社や学校など日常生活の場面で、スマートフォンのバッテリーが少し足りないからちょっと充電したい……という用途のために、2万mAhものモバイルバッテリーを持ち歩くのは明らかにオーバースペックですし、何より重い。
やはりモバイルバッテリーは適材適所、適容量のものを選ぶのがベスト。ということで、日常使いに役立ちそうなモバイルバッテリーの1つとして紹介したのが、アンカーの「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」になります。
名前が長いのが気になる所ですが、その中身は5000mAhの容量を備え、30Wの出力に対応したモバイルバッテリー。今となっては容量が少ない部類に入ってしまうのですが、スマートフォンを1回分充電できるかどうかというくらいの容量は備わっていますし、容量が少ない分コンパクトで、1万mAh超の容量のモデルよりも軽い。
それに加えてこのモデルは、「Fusion」と付くように充電プラグを内蔵しており、本体の充電だけでなく急速充電器としても活用可能。さらに「Built-In USB-C ケーブル」とあるように、短いUSBケーブルが本体と一体になっていることから、スマートフォンの充電にケーブルを用意する必要もありません。これ1台あれば、スマートフォンの充電を全て賄うことができる訳です。
ただケーブル内蔵型となると、そのケーブルが断線してしまったらモバイルバッテリーが使えなくなることが懸念されます。それだけに内蔵ケーブルの耐久性にはかなり力が入れられているようですが、それでも長く使っていれば万が一の事態は起き得るものです。
そこで重要なポイントとなるのが、USB Type-C端子をもう1つ搭載していること。内蔵ケーブルとセットで利用することで、2つの機器を同時に充電することが可能なほか、もし内蔵ケーブルが断線してしまっても、こちらを使えばモバイルバッテリーとして継続利用できる点はメリットです。
実はこのシリーズには既に、1万mAhのバッテリーを搭載した大容量モデル「Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」が提供されており、そちらは既に過去記事でも紹介されていたりします。ですがそれでも、こちらのモデルをあえて選ぶメリットもいくつかあると感じます。
1つにここまで触れてきた通りコンパクトで軽いことであり、大容量モデルが約250gであるのに対し、こちらは約200gと、50gほど軽くなっています。2つ目は値段で、アンカー公式サイトでの価格は5990円と、執筆時点では大容量モデルと比べ2000円ほど安く販売されているようです。
そして3つ目は充電プラグの形状です。大容量モデルは本体に対してプラグが垂直に位置する仕組みなので、コンセントの位置によっては上手く挿入できないケースが生じやすいのですが、こちらは本体に対してプラグが水平になる仕組みなので、そうした問題が生じにくいのです。
とりわけ外出の喫茶店などで充電する際は、コンセントの場所が悪くてプラグをうまく挿入できず、充電をあきらめてしまうことも少なくないだけに、より充電しやすい形状のプラグであることは優位性の1つといえるのではないでしょうか。
もちろん容量面ではより大容量のモデルに譲りますが、これ1台でスマートフォンの充電を全て賄えるのは大きなメリット。日頃持ち歩くモバイルバッテリーとしてはベストな選択となり得るのではないでしょうか。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) | アンカー・ジャパン | 5990円 |