本日の一品

ゲオの素敵なレトロ調ラジオ&スピーカー

 いつの間にやら、すっかり業態が変わっちゃったな~と、昨今のゲオを見ていると思います。ビデオ&DVDレンタルサービスのお店から、映像配信サービスの普及にともなって緩やかにコミックレンタルサービスへと移行していき、同時に中古デジタルガジェットやゲーム、そしてゲオブランドの家電や電子機器を取り扱うようになったのは、周知の通りと思います。

 以前、本コーナーでゲオの「寝ながらイヤホン」をご紹介したこともある通り、ゲオが自社ブランドとして販売する機器には安価かつ何気に面白い製品が多く、筆者は店舗の近くを通りがかるたびに立ち寄っては、何か興味深い製品はないか物色するのが習慣になっています。

 そんなある日、店頭で出会ってこれは素敵! と購入してきた「FMラジオ付きレトロスピーカー」が価格の割にかなりグッドだったので、ご紹介させていただきます。

ゲオの「FMラジオ付きレトロスピーカー」。木目調で四つ足という実にフェティッシュな見た目に心惹かれました。

 レトロな木目調で四つ足、本体上部に真空管アンプを模したLEDライトを搭載するという、実にフェティッシュな外観の本製品は、名前の通りFMラジオ付きのスピーカーです。音楽の再生はパソコンやスマホなどとのBluetooth接続のほか、AUX接続に対応。USBメモリー・microSDに保存してある音声ファイルからも音楽を再生できます。

 電源はmicroUSB接続および内蔵バッテリーでも駆動し、満充電で最大6時間のバッテリー再生が可能とのこと。

AUX接続のほか、USBメモリー・microUSBに保存した音楽ファイルにも対応。microUSB端子は電源・充電ポートです。
本体上部に電源ほかの操作ボタンを備えるシンプルな構造です。

 ちょっと驚いたのは、このサイズの安価なスピーカーにありがちな音のこもりや筐体との共振による震えなどもなく、非常によく鳴ってくれるところ。もちろんモノラルスピーカーなので自ずと限界はあるのですが、適当に鳴らすには十分すぎる性能に思えました。

雰囲気たっぷりなラジオの選曲用のツマミ。ワイドFMに対応しているのでAM局の放送も聴取できます。
ロッドアンテナも付いています。

 豊富な音楽再生の手段を備える本製品ですが、筆者は主にラジオ再生機として使用しています。ワイドFMに対応しているので普段よく聞いているAMラジオ局の放送を聴取できますし、ツマミを回して選曲するのも実に楽しい。感度も良くほとんどノイズも入らないので、窓縁に置いてずっとラジオをつけっぱなしにしています。

真空管アンプを模したLEDライト。特に機能はなく、電源ON時にぼんやり光るだけではありますが、雰囲気はあります。

 ちなみに真空管アンプを模しているらしいLEDライトは、入力音声によって色が変化する等もなく、本当にただのLEDライトでした。暗闇でぼんやりと光ってくれるので、ベッドサイドに置いてナイトランプ代わりに使いつつ入眠用のBGMを流すのも良いかもしれません。

製品名購入場所価格
FMラジオ付きレトロスピーカーゲオ3278円